ミクシィがオアシス(OAS)のバリデータへ、参画企業は25社に

ミクシィがオアシス(OAS)のバリデータに参画

大ヒットモバイルゲーム「モンスターストライク」などを提供するMIXI(ミクシィ)が、ゲーム特化ブロックチェーンOasys(オアシス)のバリデータに参画したことが4月7日発表された。

なおバリデータとは、ブロックチェーンのネットワークに接続し、チェーン上の取引が正しいかどうかを検証するノード(コンピューター端末)またはその運営者を指す。

ミクシィの参画は、オアシスの第二群バリデータとしての追加になる。第二群として2月にソフトバンク、3月にKDDIとネクソン(Nexon)が参画している。これにて4社が参画すると告知されていた第二群バリデーター企業が出揃った。

なお「Oasys」の初期バリデータには21社(下記参照)が参画しているため、第二群バリデータ参画企業を含め合計で25社がバリデータとなる。

なおミクシィは、2021年にブロックチェーン「Flow」を提供するダッパーラボ(Dapper Labs)と業務提携していた。

その後ミクシィはスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」と共同で、「Flow」基盤のNFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS(ダゾーンモーメンツ)」を昨年春に提供開始していた。

またミクシィは、2021年9月に国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクと資本業務提携契約を締結し、約70億円を出資している。

オアシスとは

オアシスは「Blockchain for The Games」をコンセプトに開発された独自のゲーム特化ブロックチェーンだ。

オアシスは昨年12月12日にメインネットのローンチプロセスが完了。今年1月には2028年までの完全DAO(自律分散型組織)化に向け、ガバナンスを立ち上げている。

なおオアシスのネイティブトークンである「OAS(オアス)」は、4月3日から国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクにて、国内初の取り扱いが開始している。また海外においてはOKX(オーケーエックス)、Kucoin(クーコイン)、Bybit(バイビット)、Gate(ゲート)、Huobi(フォビ)、Bithumb(ビッサム)、Bitget(ビットゲット)、MEXC(エムイーエックスシー)などで取り扱われている。

※オアシス初期バリデータ一覧(21社)

Aster Network(アスターネットワーク)、バンダイナムコ研究所、BOBG(ボブジー)、Com2uS(カムツス)、CryptoGames(クリプトゲームス)、doublejump.tokyo(ダブルジャンプトウキョウ)、gumi(グミ)、jump(ジャンプ)、MCH(エムシーエイチ)、netmarble(ネットマーブル)、neowiz(ネオウィズ)、SEGA(セガ)、イールド・ギルド・ゲームス(Yield Guild Games)、Thirdverse(サードバース)、UBISOFT(ユービーアイソフト)、WEMADE(ウィメイド)、bitFlyer Blockchain(ビットフライヤーブロックチェーン)、NHN PlayArt、グリー、ミシカルゲームス(Mythical Games)、スクウェア・エニックス。

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デザイン:一本寿和
images:iStocks/Aleksandra-Zhilenkova

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
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