DMM Bitcoin、Flare Networksの「FLR」のユーザー付与と取り扱い開始

DMM Bitcoinが「FLR」のユーザー付与と取り扱いを開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所DMM Bitcoinが、暗号資産フレア(FLR)の取り扱い開始を3月8日発表した。

同取引所では同日にFLR付与を実施している。FLR付与対象となるのは、2020年12月12日9:00のスナップショット時点において、同取引所でリップル(XRP)を保有していたユーザーだ。この付与実施によりFLR取り扱いが開始となった。

FLRの取り扱いは、同取引所における「暗号資産現物取引サービス」で、FLR/JPYの取引ペアにて行われるとのこと。

最小発注数量は100FLR、最大発注数量は150,000FLRになるという。

なお同取引所提供の「レバレッジ取引サービス」については、「FLR」取り扱い対象外となるようだ。

また「FLR」の入出金には現時点では対応していないとのことで、対応時期は決まり次第、案内があるとのことだ。

今回のFLR取り扱いにより、DMM Bitcoinの現物取引では合計19銘柄となった。レバレッジ取引取引については合計25銘柄の暗号資産を取り扱っている。なおレバレッジ取引の取り扱い銘柄数は国内最多である。

現在DMM Bitcoinは現物取引で、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、イーサリアムクラシック(ETC)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オーエムジー(OMG)、モナコイン(MONA)、エンジンコイン(ENJ)、トロン(TRX)、ジパングコイン(ZPG)、チリーズ(CHZ)、アバランチ(AVAX)、チェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)、ポリゴン(MATIC)を取り扱っている。

またレバレッジ取引では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、イーサリアムクラシック(ETC)、ネム(XEM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、クアンタム(QTUM)、オーエムジー(OMG)、モナコイン(MONA)、テゾス(XTZ)、エンジンコイン(ENJ)、シンボル(XYM)、トロン(TRX)、カルダノ(ADA)、ポルカドット(DOT)、アイオーエスティー(IOST)、ジパングコイン(ZPG)、チリーズ(CHZ)、アバランチ(AVAX)、チェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)が取り扱われている。

FLR付与について

FLRは、XRP、LTC、XLMなどのブロックチェーンを対象にスマートコントラクトの実装を目指すプロジェクト「フレアネットワークス(Flare Networks)」のネイティブトークンだ。

フレアネットワークスは2020年8月、「FLR」をXRPと同量発行してXRP保有者に1:1の割合でエアドロップ(付与)することを発表していた。それにあたり2020年12月12日グリニッジ標準時00:00(日本時間午前9時)時点におけるXRP保有量に対するスナップショット(権利確定日)に基づいて段階的に付与するとしていた。

このトークン付与(エアドロップ)について、当時FLRの上場承認がされていなかった国内各取引所はフレアネットワークスと協議を行っていた。

その協議の結果「FLR」付与に関しての合意条件として、「2023年6月12日までに日本暗号資産取引業協会(JVCEA)と金融庁(FSA)に上場承認された場合、当該の国内事業者はFLRトークンを請求しリップル(XRP)保持者(当該各取引所のXRP保有の付与対象ユーザー)に分配する」ということになっていた。

なおDMM Bitcoinでは対象ユーザーに対し、XRP:FLR = 1:1.0073の割合にて付与を実施している。

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参考:DMM Bitcoin
デザイン:一本寿和

images:iStock/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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