米コインベースにコスモス基盤のレンディング「Kava(KAVA)」上場へ

米コインベースにKAVA上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産カヴァ:Kava(KAVA)の取り扱い予定を1月19日発表した。

同取引所でのKAVA取り扱いは1月19日9:00(日本時間20日2:00)から開始する予定。「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」で取り扱われるという。

取引ペアについてはKAVA-USDがサポートされる予定だ。

なお日本やその他一部地域などではKAVAの取り扱いは対象外となるようだ。

Kava(KAVA)とは

Kavaはコスモス(Cosmos)SDKを利用して構築されたクロスチェーンDeFi(分散型金融)レンディングプラットフォーム。KAVAについてはガバナンス投票に使用するトークンとして利用される他、システムが担保不足になったときのための準備通貨としても機能するという。

なお現在のところKAVAは、バイナンス(Binance)やクラーケン(Kraken)、クーコイン(Kucoin)など多くの暗号資産取引所で取り扱われている。

またKAVAの時価総額は約514億円となっている(1/19 12:30コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

米コインベースに「TreasureDAO(MAGIC)」、「Aragon(ANT)」、「Rocket Pool(RPL)」上場

コインベース、日本ユーザーの取引停止を正式発表

S&P、米コインベースの格付けを「BB-」に引き下げ

米コインベースの元マネージャーの弟、インサイダー取引で懲役10ヶ月の判決

米コインベースが大幅人員削減へ、一部プロジェクト中止も予定

デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した