GMOコインのステーキングにDOTとATOM追加へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインが、暗号資産ポルカドット(DOT)とコスモス(ATOM)をステーキングサービスに追加することを11月11日発表した。
同取引所において、判定期間中にDOTもしくはATOMまたはその両方を保有しているユーザーに対し、11月17日よりサービスが提供開始される予定だ。
なお同取引所では、ステーキング対象の暗号資産を保有するだけでステーキング報酬を受け取れるとのことで、ユーザー自身で特別な手続きをする必要はないとのこと。
ステーキング報酬額については共に変動制で、DOTが年率4.4%〜5.3%程度で、ATOMは年率6.5%〜7.2%程度の見込となっている。なお報酬配布は毎月10日を予定しているとのこと。土日祝が重なった場合は翌平日になる。また手数料については両銘柄ともにGMOコインに配分されたステーキング報酬の28%になるとのことだ。
今回GMOコインのステーキングサービスにDOTとATOMが追加されることにより、同サービスでの取り扱い銘柄は計6銘柄となる。現在はテゾス(XTZ)、シンボル(XYM)、カルダノ(ADA)、クアンタム(QTUM)が対応している。
ステーキングとは
ステーキングとは、「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、報酬を得る行為のことだ。コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで実行が可能となっている。
なおコンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産のブロックを追加する際の合意形成のアルゴリズムである。 暗号資産取引所が提供するステーキングサービスは、ユーザーからトークンをプールに集め、ネットワークにまとめて預け入れる形式をとる。そのためユーザーはステーキング参加に本来必要な暗号資産保有量を持たなくとも、少額でステーキング報酬が得られる。
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参考:GMOコイン
デザイン:一本寿和
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