DMMがブロックチェーンゲーム開発開始、Oasys採用で来夏販売へ

DMMがブロックチェーンゲーム開発開始

DMM.comが、ブロックチェーンゲームの開発開始を10月20日発表した。同社web3事業において第1弾となる取り組みで、来年夏頃にリリース予定とのこと。

またこのゲームは、国内ブロックチェーンゲーム・NFTサービス開発のCryptoGames(クリプトゲームス)が、ブロックチェーンアーキテクチャの設計および開発実装などの開発支援を行っているとのことだ。

発表によるとDMM開発のブロックチェーンゲームには「オアシス(Oasys)」が採用される予定だという。「オアシス」は日本発のゲーム特化型ブロックチェーン。EVM互換でコンセンサスアルゴリズムにはPoSが採用されている。なおDMMは今年7月に「オアシス」に出資を行っていた。

またDMMは今年7月にweb3事業への参入を発表していた。

同社はweb3事業において「独自トークンを軸としたトークン経済圏の構築」を目指すとしており、この経済圏で「GamiFiとGamiFiプラットフォームの開発/運営」、「各種NFTおよびX2Eプロジェクト」、「Web3の起業家/コミュニティ/クリエイターとの共創プロジェクト」を展開する予定であると発表していた。

関連ニュース

DMMがweb3新会社設立へ、独自トークン経済圏の構築目指す

DMM、日本発ゲーム特化ブロックチェーン「Oasys」へ出資 

【取材】traveryとDMM、国内web3エンジニア増加目指し「東京web3ハッカソン」を開催へ 

【取材】キャプテン翼のブロックチェーンゲーム、ThirdverseとBLOCKSMITHが年内ローンチへ、2種のトークン発行 

グリーがweb3事業参入を表明、ブロックチェーンゲーム開発を視野 

参考:DMM.com

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/11話題】トランプ大統領がDeFi課税ルールを撤回、金融庁が暗号資産を2類型にする規制提案など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

OKXとStandard Charteredが暗号資産担保プログラム開始、Franklin Templetonが1号ファンドに

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所OKXが、スタンダードチャータード(Standard Chartered)銀行と共同で、暗号資産およびトークン化されたマネーマーケットファンド(MMF)をオフエクスチェンジ(取引所外)の担保として活用できる「担保ミラーリングプログラム(Collateral mirroring programme)」の開始を4月10日に発表した