テラ創業者のド・クウォンに逮捕状
韓国の裁判所は、5月に暴落した暗号資産(仮想通貨)「テラ:Terra(LUNA:ルナ)」と「テラUSD:TerraUSD(UST)」を運営するテラフォームラボ(Terraform Labs)の創業者ド・クウォン(DoKwon)氏の逮捕状を発布した。
クオン氏は両暗号資産の市場価格が暴落したのち、投資家から詐欺で訴えられている。
検察関係者は、逮捕理由には踏み込まず「クオン氏を含む6人に逮捕状が出た」と14日に述べた。
テラUSDは、法定通貨の価格に連動する「ステーブルコイン」としてかつては世界の暗号資産上位10位内に入っていたが、5月に1米ドル=1テラUSDのペッグが崩壊し暴落。世界の投資家の間で総額420億ドルの損失が発生したとの試算もある。
クオン氏は、8月の暗号資産関連メディアプラットフォーム、コイネージとのインタビューで、シンガポールに居を移したことについて、家族の安全のためで、当局の捜査逃れが目的でないと述べていた。
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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
【韓国裁判所、暴落した暗号資産テラUSD開発元創業者に逮捕状】
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