米BlockFiが仮想通貨貸し付けで金利6%のサービス開始発表、IBMのサイバーセキュリティチームが「X-Force Red Blockchain Testing」発表などのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

米BlockFiが仮想通貨貸し付けで金利6%のサービス開始発表

・BlockFi(ブロックファイ)が「BlockFi Interest Account(BIA)」を開始した。ユーザーがBIAに仮想通貨ビットコインやイーサを預けてると毎月金利が支払われる仕組みで、金利は年間約6%が見込まれる

・BlockFiは金利を生み出すために、BlockFiに出資しているFidelityやGalaxy・Digitalなどの機関投資家に仮想通貨を貸し出している

・既にリクルートから出資を受けている企業ということもあって、日本でも展開していくことが期待される。またBlockFiのCEOはメディアの取材に対しても日本マーケットへの進出を目指していると発言している

HAKUHODO Blockchain Initiative+博報堂金融マーケティングプロジェクトが第2回仮想通貨に関する生活者調査を実施

・株式会社博報堂が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative」(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)と博報堂金融マーケティングプロジェクトが、全国の18~59歳の男女2万人を対象に「仮想通貨に関する生活者調査」第2回を実施し、仮想通貨に対する意識・実態とその変化を調査

・分析の結果、仮想通貨の取引頻度は半年前と比べ62.5%と下降傾向にあり、購入経験者の約4割が“塩漬け”状態とのこと

・仮想通貨に期待する活用手段として、投機的な目的が最も高いものの、新しい決済・送金インフラなどがあり、通貨としての利便性向上への期待も高まっている

シリコンバレーのIoTスタートアップYume Cloud Inc. が山形大学の誘致により日本拠点を設立

・シリコンバレーのIoTスタートアップYume Cloud Inc.が日本法人 株式会社Yume Cloud Japanを山形大学有機材料システム事業創出センター内に設立

・株式会社ブロックチェーンハブの創業支援プログラムに参画したYume Cloud Inc.は、このプログラムを卒業する最初のベンチャー企業となった

・山形大学との共同研究の実施、IoT 関連ビジネス立ち上げを支援を目的に、今後は新たな技術の構築、新分野でのビジネスの創出、地場企業との連携による活性化を目指す   

IBMのサイバーセキュリティチームがブロックチェーンのセキュリティテストサービス「X-Force Red Blockchain Testing」発表

・IBMのサイバーセキュリティチームであるIBM X-Force Redが、ブロックチェーンをテストするサービスを発表

・このサービスを利用することで、実装しているブロックチェーンの監査や、セキュリティを強化できるようになる

・X-Force Redは、この新たなサービスがブロックチェーンのセキュリティに焦点を当てるものであり、ブロックチェーン技術の実装をより安全なものにするうえで役立つと発表

「KryptoSeoul Meets Tokyo」イベントレポート:韓国のブロックチェーンコミュニティについて

・「KryptoSeoul Meets Tokyo」が3月6日東京渋谷ニュートリノで開催された

・韓国のブロックチェーンコミュニティ「KryptoSeoul」のCEOであるErica Kang氏が登壇 ・韓国では、Scam(詐欺)コインに関しての投資の話がスターバックスで行われていることが多い。政府はそのような状況を見かねて、2017年の9月にICOの禁止を訴えたのが印象的だったとEricaさんは発言。またSumSungを始め、韓国の大企業は政府と密接な関係性があるので、ブロックチェーンをどのように絡ませていくかはとても慎重的であることは事実とコメント

・Erikaさんによると、GalaxyS10だけにEthereumベースのウォレット機能を搭載するだけではなく、既に販売しているGalaxyにも搭載できるようにするとGalaxyの中の人は発言しているよう

※詳しくいニュース解説は以下のラジオでお楽しみください

ラジオ再生は以下から(再生ボタンを押して10秒程度お待ちください)

Apple Podcastでも配信

Apple の Podcastでも配信しております。以下から購読いただくことで、お気軽にニュースをお楽しみいただけますのでぜひご利用ください。

→Podcastを聴く

https://itunes.apple.com/jp/podcast/id1418374342?mt=2

images:iStock /artsstock

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

Sponsored

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した