米ヴイエムウェア、企業向け「VMware Blockchain for Ethereum」β版リリース

「VMware Blockchain for Ethereum」がベータ版リリース

米ヴイエムウェア(VMware)が、エンタープライズ向けブロックチェーン基盤「VMware Blockchain for Ethereum」のベータ版を提供開始した。同社が8月23日発表した。

「VMware Blockchain for Ethereum」は、企業がイーサリアム(Ethereum)ベースのブロックチェーンを「容易に構築」、「効率的に運用」、「迅速に拡張」できるように、同社既存のエンタープライズ向けブロックチェーン「VMwareBlockchain」を拡張し開発したとのこと。

また「VMware Blockchain for Ethereum」では「VMwareBlockchain」に続き、スマートコントラクト言語「ダムル(Daml)」をサポートしており、これにイーサリアムのサポートが追加されたことで、ユーザーの開発環境に柔軟性と選択肢を提供するとのことだ。

さらに「VMware Blockchain for Ethereum」に、独自のコンセンサスメカニズム「Scalable Byzantine Fault Tolerance(SBFT)」を利用することで、プライバシーやパフォーマンスの問題への対処やガス代無料モードなどに対応するという。これにより同基盤はエンタープライズグレードのEVM(イーサリアムバーチャルマシン)対応プラットフォームとなるという。

ヴイエムウェアは、米国カリフォルニア州を拠点とするクラウドコンピューティングや仮想化ソリューションなどを提供する企業。米デル(Dell Technologies)の子会社だったが、2021年11月1日より同社からスピンオフしていた。

なおヴイエムウェアのエンタープライズ向けブロックチェーン基盤「VMwareBlockchain」は2020年11月より提供されていた。

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参考:VMware
デザイン:一本寿和
images:iStocks/www.fotogestoeber.de

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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