ビットポイントジャパン、「カルダノ(ADA)」ステーキングサービス開始へ

ビットポイントジャパンがADAのステーキングサービスを開始

暗号資産(仮想通貨)取引所「ビットポイント(BITPOINT)ジャパン」が、暗号資産「カルダノ:Cardano(ADA)」のステーキングサービスを開始したことが7月27日分かった。

ステーキングとは、対象となる暗号資産を保有したユーザーが、ブロックチェーンのネットワークにそのトークンを預け入れてネットワークに貢献することで、対価としてトークンの報酬が得られる仕組みのことだ。

なお同社のサービスでは、ビットポイントジャパンにステーキング対象暗号資産を預けておくだけで毎月報酬がもらえ、ユーザー自身で特別な手続きをする必要はないとのこと。

現在ビットポイントジャパンで提供するステーキング対象銘柄はADAのみとなる。

ADAのステーキングサービスの開始日は発表日の27日となる。ステーキング報酬額は、変動制で年率3.5%〜5.3%程度の見込となっている。また手数料は当面無料とのこと。

報酬の配布日時は毎月24日定期メンテナンスの終了後となる。なお申込と解約の手続きはないとのことだ。

国内取引所ではビットポイントジャパンの他、GMOコインがTezos(XTZ)、シンボル(XYM)、ADAのステーキングサービスを提供している。またOKCoinJapan(オーケーコインジャパン)がアイオーエスティー(IOST)のステーキングサービスを提供し、クラーケンジャパンがイーサリアム(ETH)とポルカドット(DOT)のステーキングサービスを提供。コイントレード(CoinTrade)はパレットトークン(PLT)、アイオーエスティー(IOST)、カルダノ(ADA)、ポルカドット(DOT)のステーキングサービスを提供している。

なお以前にはコインチェックとビットフライヤーがリスク(LSK)のステーキングサービスを提供していたが、現在はサポートを停止している。

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参考:ビットコイン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Lidiia-Moor

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呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

「あたらしい経済」編集部
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