松井大輔選手も所属のY.S.C.C.横浜フットサル、FiNANCiEでトークン発行

Y.S.C.C.横浜フットサルがFiNANCiEでトークン発行

次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」で、フットサルクラブ「Y.S.C.C.横浜フットサル」がトークン発行と販売を開始したことが6月13日分かった。

「Y.S.C.C.横浜フットサル」は、NPO法⼈Y.S.C.C.(横浜スポーツ&カルチャークラブ)に所属し、「横浜本牧エリア」を本拠地に活動するFリーグ1部のフットサルチームだ。元サッカー日本代表の松井大輔選手が所属していることでも知られている。また同じくY.S.C.C.所属でJ3リーグで活躍するプロサッカークラブ 「Y.S.C.C.」では昨年3月に「FiNANCiE」でクラブトークンを発行している。

「Y.S.C.C.横浜フットサル」はトークン発行により、フットサルを通じて多くの人にFリーグの面白さを知ってもらい、従来とは異なる新たなファンコミュニティ運営を目指すとのことだ。

なお今回FiNANCiE上で発行されるクラブトークンは「Y.S.C.C.横浜フットサルトークン」として販売されるとのことだ。

「Y.S.C.C.横浜フットサルトークン」購入者は特典として、クラブ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるという。

現在発表されている投票企画案として、「オリジナルグッズのデザイン案」や「選手のゴールパフォーマンス」、「ホームゲームMVP」への投票があり、また抽選特典案として「Y.S.C.C.横浜フットサル全選手サイン入りシャツプレゼント」や「Y.S.C.C.横浜JリーグとFリーグの共通チケットプレゼント」、「ハーフタイムでのPKチャレンジなどの体験」がある。

トークンの初回販売期間は6月13日11時から7月28日21時の予定だ。

なお「Y.S.C.C.横浜フットサルトークン」の販売メニューは全9種類が用意されており、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。

最高額となる1,000,000ptのメニューは合計で3口用意されており、1,000,000pt分の「Y.S.C.C.横浜フットサルトークン」付与に加え、トークン保有特典・投票企画および抽選特典への参加や「ホームゲームの冠試合開催権 & 始球式に参加できる権のプレゼント」がある。

また200,000ptのメニューでは、200,000pt分の「Y.S.C.C.横浜フットサルトークン」付与および、トークン保有特典・投票企画および抽選特典への参加の他、「ホームゲームチケット年間50席分」と「Y.S.C.C.横浜フットサルオフィシャルHPへのロゴ掲出権」といったものまで合計10口が用意されている。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。

あたらしい経済編集部は今回の取り組みに関して、Y.S.C.C.横浜のCOOである山崎椋太氏より以下のコメントを得た。

『 この度、Y.S.C.C.横浜フットサルは「FiNANCiE」にてクラブ初となるトークン発行型クラウドファンディングを6/13より開始することとなりました。Y.S.C.C.横浜フットサルは横浜初のFリーグ加盟クラブとして、フットサルを通じて横浜に夢・希望・憧れを創造することを目標に活動しております。 今回の「FiNANCiE」を通じて、より多くのサポーターや横浜の皆様と共にこのクラブの歴史を築ければと思います。共にFリーグの頂点を目指しましょう』

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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