米コインベース、暗号資産web3特化のシンクタンク設立

米コインベースが「コインベース研究所」設立

米ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(coinbase)が、クリプトネイティブなシンクタンク「コインベース研究所(Coinbase Institute)」を設立したことが5月19日分かった。

コインベースは研究所設立により、分野を越えた多様な人材と共に、最先端のクリプト(ブロックチェーン・暗号資産の総称)とweb3を研究し、「分散化」、「web3」、「金融の未来」といった3点を促進させるとしている。

なお「コインベース研究所」では、クリプトとweb3に関して最新の分析を基に説明する解説書「コインベース入門書シリーズ(Coinbase Primers series)」を開始し、クリプトと気候変動についてのレポートを公開した。

またクリプト関連のトレンドをテーマとした「月刊インサイトレポート(Monthly Insights Report)」も公開。今月は、暗号資産市場と金融市場の変動をリアルタイムで比較分析したレポートになっている。

さらに「コインベース研究所」は、クリプト関連のセンチメント(市場や商品などに対する消費者の感想や感情のこと)調査実施の為、米ミシガン大学と初の学術提携を行ったとしている。

関連ニュース

米コインベース、「Flow(FLOW)」上場へ

「コインベースペイ」公開、近日メタマスクとの連携も

キャッシーウッド率いるアークインベスト、米コインベース株約3.7億円分を押し目買い

米コインベース第1四半期売上高が35%減、投資家のリスク回避姿勢響く

米コインベース、「Project Galaxy(GAL)」上場

参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/b14ckminus

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

Sponsored