FTXがGSTの現物と先物取扱へ
暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXが、暗号資産グリーンサトシトークン: Green Satoshi Token(GST)の現物および先物の取引提供を開始することが5月2日分かった。
発表によると、GSTの入出金を5月2日2:00(UTC:世界協定時)より開始し、同日14:00から取引が開始される予定だ。現物の取引ペアについてはGST / USDとなっており、先物はDEX(分散型取引所)パーペチュアルプロトコル(Perpetual Protocol)を動かすためのトークン「PERP」との取引ペアでサポートされる。
GSTはMove-and-Earnプロジェクト「STEPN(ステップン)」のユーティリティートークンだ。
「STEPN」はNFTスニーカーを利用し、ウォーキングやジョギングの歩数に応じてGSTを稼ぐことができる。そのGSTでスニーカーステータスのレベルアップなどが行える仕組みだ。ブロックチェーン基盤としてはソラナ(Solana)のプロジェクトとなっている。
また「STEPN」にはガバナンストークンのグリーンメタバーストークン:Green Metaverse Token(GMT)があり、こちらは3月31日よりFTXで現物の取り扱いが開始している。
「GMT」は発行総数60億枚と決められているが、「GST」の発行枚数は無制限。「GST」はゲーム内で使用することでバーン(焼却)される。
GSTとGMTは4月28日に米コインベース(coinbase)で4月29日にクラーケングローバル(Kraken)で上場した。
GSTは現在、コインベースやクラーケングローバルの他、フォビグローバル(Huobi Global)やエムイーエックスシー(MEXC)、ゲート(Gate.io)、バイビット(Bybit)などの暗号資産取引所の他、レイディウム(Raydium)、オルカ(Orca)、パンケーキスワップV2(PancakeSwap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約26億円となる(5/2 コインマーケットキャップ調べ)。
またGMTについては現在、コインベースやクラーケングローバルの他、バイナンス(Binance)、FTX、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、エムイーエックスシー(MEXC)、フォビグローバル(Huobi Global)、バイビット(Bybit)などの暗号資産取引所の他、パンケーキスワップ V2(PancakeSwap V2)などの多くの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約2,660億円となっている(5/2 コインマーケットキャップ調べ)。
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参考:FTX
デザイン:一本寿和
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