ポルカドットパラチェーンのアカラ(ACA)、クラーケングローバルに上場

クラーケングローバル、 ACA上場

米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、暗号資産アカラ:Acala(ACA)の上場を1月25日発表した。

クラーケンでの新規上場は、今月に入り4銘柄目となる。

またアカラは24日に暗号資産(仮想通貨)取引所のGate.io(ゲート)、クーコイン(KuCoin)、25日にバイナンス(Binance)と立て続けに上場している。

クラーケンでのACAの取引と入金は既に開始されており、取引ペアはUSDとEURとなっている。

なおACAはKraken(販売所)およびクラーケンプロ(取引所)にてサポートされる。先物取引と証拠金取引については対象外。

また米国、カナダ、オーストラリア、日本の居住者については取引できないとのことだ。

ACAのアカラネットワークは、異なるブロックチェーンを接続し相互運用性を提供するブロックチェーンプロジェクト「ポルカドット(Polkadot)」の「パラチェーンオークション」で接続枠を最初に獲得したプロジェクトだ。

ポルカドットは中心的な機能を果たすリレーチェーンと、そのリレーチェーンに接続される個別のブロックチェーンであるパラチェーンによって構成されている。

アカラネットワークは、ポルカドット上にEVM(イーサリアム・バーチャルマシン)互換の分散型金融(DeFi)を提供するスマートコントラクトプラットフォームだ。またネイティブトークンのACAは、ステーブルコインの作成、取引手数料の支払い、ガバナンスへの参加、ステーキングと流動性マイニングによる報酬の獲得に使用できる。

なおクラーケンでは、1月11日に同じくポルカドットパラチェーンのムーンビーム:Moonbeam(GLMR:グリマー)、18日にアスター:Astar(ASTR:アスター)を上場している。

関連ニュース

バイナンス、ポルカドットパラチェーンの「アカラネットワーク (ACA)」上場 

アスター(ASTR)、クラーケングローバルに上場。ローンチ後4取引所目

クラーケングローバル、ポルカドットパラチェーンの「ムーンビーム (GLMR)」上場

クラーケングローバル、クサマパラチェーンのKintsugi (KINT)上場 

参考:クラーケングローバル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【4/18話題】NTTデータとセキュリタイズJPのデジタル証券プラットフォーム、a16zがLayerZeroのZROを取得など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

a16z、登録投資顧問に対する「暗号資産カストディ規則」見直し提言

米大手ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz:a16z)は、登録投資顧問(Registered Investment Adviser:RIA)が暗号資産(仮想通貨)を直接カストディ(自己保管)できるようにするため、米証券取引委員会(SEC)に対してカストディ・ルールの見直しを求める書簡を、4月9日に提出した

香港SFC、ChinaAMCの「イーサリアム現物ETF」にステーキング機能承認

香港証券先物委員会(SFC)が、中国資産運用会社チャイナアセットマネジメント(ChinaAMC)が運用する暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の現物価格に連動するETF(上場投資信託)について、ステーキング機能の提供を承認した。ステーキング業務を担う暗号資産取引所OSLデジタル証券(OSL)が4月16日に発表した