バイナンス、ポルカドットパラチェーンの「アカラネットワーク (ACA)」上場

バイナンスにACA上場

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)に、暗号資産アカラ:Acala(ACA)が上場したことが1月25日分かった。

「Binance.com」での新規上場は、今月に入り4銘柄目となる。

またアカラの上場については昨日24日に、暗号資産(仮想通貨)取引所のGate.io(ゲート)、クーコイン(KuCoin)が取り扱いを発表している。

発表によるとACAは1月25日12時(UTC:世界協定時)より取引が開始される予定で、取引ペアについてはACA/BTC、ACA/BUSD、ACA/USDTとなっている。

なお入金については1月25日6時より開始され、引き出しについては1月26日12時より開始される。

またバイナンスを通して、ポルカドットパラチェーンオークションでACAに投票したユーザーは1月26日6時より報酬の請求ができるとのことだ。

ACAのアカラネットワークは、異なるブロックチェーンを接続し相互運用性を提供するブロックチェーンプロジェクト「ポルカドット(Polkadot)」の「パラチェーンオークション」で接続枠を最初に獲得したプロジェクトだ。

ポルカドットは中心的な機能を果たすリレーチェーンと、そのリレーチェーンに接続される個別のブロックチェーンであるパラチェーンによって構成されている。

アカラネットワークは、ポルカドット上にEVM(イーサリアム・バーチャルマシン)互換の分散型金融(DeFi)を提供するスマートコントラクトプラットフォームだ。またネイティブトークンのACAは、ステーブルコインの作成、取引手数料の支払い、ガバナンスへの参加、ステーキングと流動性マイニングによる報酬の獲得に使用できる。

なおバイナンスでは、同じくポルカドットパラチェーンのムーンビーム:Moonbeam(GLMR:グリマー)を1月11日に上場している。

関連ニュース

バイナンス、ポルカドットパラチェーンの「ムーンビーム (GLMR)」上場

ポルカドット、パラチェーン稼働開始。日本発「Astar Network」ら5プロジェクトが接続

バイナンスにオラクルプロジェクトの「API3」上場

バイナンスコイン(BNB)が18度目のトークンバーン

バイナンスがタイ市場参入へ、暗号資産取引所設立に向け現地電力大手子会社と提携 

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した