ブラウザ「オペラ」、ポリゴンと統合へ
Web3ブラウザのオペラ(Opera)が、イーサリアムスケーリングソリューションのポリゴン(Polygon)と統合することが12月23日分かった。なお統合は2022年第1四半期(1~3月)に予定されているとのこと。
オペラは、暗号資産ウォレットを搭載しサードパーティ製のプラグインなしでdAppsを実行する機能を持つWebブラウザだ。
ポリゴンはイーサリアムに特化したスケーリングの課題を解決するソリューション。インド発のプロジェクトである。
今回の統合により、モバイルのオペラブラウザから3000以上あるポリゴンネットワークのdApps(自律分散型アプリケーション)にシームレスかつ、直接アクセスできる計画がされているとのこと。
また同ブラウザに内蔵されたオペラの暗号資産ウォレットにより、ポリゴンのネイティブトークンMATICとの取引も可能になるようだ。まずはアンドロイド(Android)版のオペラブラウザから導入されるとのこと。なおiOS版やデスクトップ版については記載されておらず、現状対応は未定のようだ。
なおオペラは11月にソラナ(Solana)ブロックチェーンと統合することも発表しており、こちらもポリゴンの統合と同様に2022年の第1四半期を予定しているとのことだ。
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参考:オペラ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy・dalebor