米コインベースにBiconomy(BICO)上場

米コインベースでBICO上場

米ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)が、同社の販売所サービスCoinbase.comにて、新たに暗号資産バイコノミー:Biconomy(BICO)を上場したことが12月2日分かった。また同社提供の個人トレーダー向けプラットフォームCoinbase Pro(コインベースプロ)でもBICOの取り扱いを開始する。

なおコインベースが新規銘柄を上場するのは、11月18日に上場したボイジャートークン:Voyager Token(VGX)以来となる。

発表によるとCoinbase.comではすでにBICOの購入は可能で、コインベースプロでの取引は流動性条件が満たされ次第12月2日中に開始される予定となっている。

また両サービス共に、米コインベースのサービス対象全地域で対応するとのことだが、日本は対象外だ。

コインベースプロでのBICOとの取引ペアはBICO-USD、BICO-USDT、およびBICO-EURとなるようだ。

バイコノミーは、複数のチェーンに跨るあらゆる分散型アプリケーションに、比較的安価な価格でユーザーをシームレスに接続することを目的としたネットワーク。BICOはバイコノミーのイーサリアム規格のネイティブトークンだ。

なおBICOは、現在フォビグローバル(Huobi Global)やゲート(Gate.io)、バイビット(Bybit)、FTX、オーケーイーエックス(OKEx)などの暗号資産取引所で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約125億円となる(12/2コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

米コインベースプロでVoyager Token(VGX)上場

参考:コインベースコインベースプロ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/11話題】トランプ大統領がDeFi課税ルールを撤回、金融庁が暗号資産を2類型にする規制提案など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

OKXとStandard Charteredが暗号資産担保プログラム開始、Franklin Templetonが1号ファンドに

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所OKXが、スタンダードチャータード(Standard Chartered)銀行と共同で、暗号資産およびトークン化されたマネーマーケットファンド(MMF)をオフエクスチェンジ(取引所外)の担保として活用できる「担保ミラーリングプログラム(Collateral mirroring programme)」の開始を4月10日に発表した