ハンドボールチーム初、琉球コラソンがFiNANCiEでクラブトークン発行

ハンドボールチーム「琉球コラソン」、FiNANCiEでクラブトークン発行

ブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」にて、ハンドボールチーム「琉球コラソン」のクラブトークンの発行と販売の開始が11月2日発表された。今回ハンドボールチームが国内でクラブトークンを発行するのは初の事例となるようだ。

「琉球コラソン」は沖縄県を本拠地とする、日本ハンドボールリーグ(JHL)に所属するハンドボールのクラブチームだ。

今回FiNANCiE上で発行されるクラブトークンは「コラソントークン」として販売される。販売売上は主に「琉球コラソン」の強化費用、運営費用として使用されるとのことだ。

また「コラソントークン」購入者は特典として、クラブの投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているファンには限定の特典も提供されるとのことだ。

現在発表されている投票企画案は応援グッズのデザイン案、ユニフォームのデザイン案、キャプテンマークへ掲載する応援メッセージ案となっている。またトークン保有者限定の抽選特典としてVIP招待企画、試合前MTGへの参加(見学)企画、試合時のマネージャー体験・ボールボーイ体験企画などが企画されている。

「琉球コラソン」のファンディング実施期間は11月2日11:00~12月23日23:59の予定となっている。

関連ニュース

J3所属カマタマーレ讃岐、FiNANCiEでクラブトークン発行

国内アメフト界初のクラブトークン発行「アサヒビールシルバースター」がFiNANCiEで

カンボジア「アンコールタイガーFC」がFiNANCiEでクラブトークン発行

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

カストディ大手BitGo、シンガポールで事業拡大

ビットゴー・シンガポール(BitGo Singapore Pte. Ltd.)が、シンガポールでの事業を拡大し、アジア太平洋地域(APAC)において最高水準のデジタル資産ソリューションと、規制されたインフラストラクチャサービスを展開できるようになった。同社の親会社であり、デジタル資産のカストディサービスを提供するビットゴー(BitGo)が11月20日発表した

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

Sponsored

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している