Web3.0企業サポートコミュニティ「SuperLayer」設立、マークアンドリーセンやパリスヒルトンらも支援

Web3.0企業サポートコミュニティ「SuperLayer」設立、

クリエイターとファンによるコミュニティ形成を目的とした分散型ネットワーク「$RLYネットワーク」の創業者らが、Web3.0企業サポートするコミュニティ「スーパーレイヤー(SuperLayer)」を立ち上げ、今後Web3.0企業に2,500万ドル(約28億円)を投じていくことを10月28日に発表した。そこで「$RLYネットワーク」上におけるWeb3プロジェクトの構築を支援すること。

「$RLYネットワーク」はイーサリアムをベースとした分散型ネットワークであり、現在その最初のアプリケーションとして、クリエイターが独自トークンを発行し、それをファンが保有することでデジタルエコノミーを構築することができるサービス「ラリー(Rally)」が提供されている。

今回立ち上げられる「スーパーレイヤー」は、コミュニティ内で新規プロジェクトを立ち上げ、プロダクトマネージャーを採用し、ブロックチェーン開発やトークン発行、資金調達などのサポートを行うとのことだ。

「スーパーレイヤー」がプロジェクトを包括的にサポートすることで開発の効率性を高め、4から6ヶ月という短いスパンで新プロダクトをリリースすることを目指すという。

またスーパーレイヤーはa16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)のゼネラルパートナーであるマーク・アンドリーセン(Marc Andreessen)氏とクリス・ディクソン(Chris Dixon)氏から支援を受けており、他にもパリス・ヒルトン(Paris Hilton)氏、ジョー・モンタナ(Joe Montana)氏などからも支援を受ける予定とのこと。

スーパーレイヤーの創業者であるケビン・チョウ(Kevin Chou)氏とマヘシュ・ヴェランキ(Mahesh Vellanki)氏は以下のようにコメントしている。

「私たちは、インターネットにおける機会と所有権のバランスを向上させるような、変革をもたらすWeb3体験を創造するために、ビルダーのコミュニティを集めています。創業時のプロダクトマネージャーと提携し、Web3プロダクトの大量生産と立ち上げを大幅に簡素化する技術とサービスを提供します」

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/BadBrother・SergiyMolchenko

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

合わせて読みたい記事

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した