FTXとバイナンス、最大レバレッジ20倍に引き下げ

FTXとバイナンス、最大レバレッジ20倍に引き下げ

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXのCEOであるサム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried)氏が自身のTwitterにて、FTXで提供するサービスの最大レバレッジ倍率を101倍から20倍に引き下げたことを7月25日明らかにした。

レバレッジ引き下げの理由は「高レバレッジの利用ユーザーが少ない為」と説明されており、フリード氏はFTXで利用されているレバレッジ倍率は約2倍であると説明している。

また大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)のCEOであるCZ(Changpeng Zhao)氏も自身のTwitterにて、同取引所が提供する先物取引サービス「Binance Futures」において19日より新規ユーザーのレバレッジ最大倍率を125倍から20倍に引き下げたことを7月26日に明らかにしている。

CZ氏はこの措置を消費者保護を目的に行ったとしており、今後数週間のうちに既存ユーザーに対しても段階的に対応をしていくとしている。

デザイン:一本寿和
images:iStocks/champc

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した