コインチェック、NFTサッカーゲーム「Sorare」と連携

コインチェック、NFTサッカーゲーム「Sorare」と連携

コインチェック株式会社が世界140以上のクラブとライセンス提携するファンタジーフットボールゲーム「Sorare(ソレア)」とNFT領域において連携を開始することを7月2日発表した。この連携のもと、「Coincheck NFT(β版)」において「Sorare」で利用可能なNFTを取扱うことを検討するとのことだ。

「Sorare」は先月6月にベルギー・ドイツ・フランスのサッカー代表チームとの提携を発表しており、またJリーグ所属の全選手のNFTカードの発行も行っている。3月には「Sorare」が発行したセリエA・ユヴェントスFC所属クリスティアーノ・ロナウド氏のNFTカードが28万9,920ドル(約3,200万円)にて売却されている。

コインチェックでは今年3月よりNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」を提供開始しており、既に国内外で人気のあるゲームタイトルと連携を開始している。「Coincheck NFT(β版)」ローンチの際に日本発のブロックチェーンゲーム「CryptoSpells」および全世界4,000万DLを達成した「The Sandbox」での利用可能なNFTの取扱いを開始している。

直近の6月15日には株式会社サイバーエージェントの子会社である株式会社CyberZとコインチェックは協業の発表を行っている他、株式会社ゲームエイト、チリーズ(Chiliz)、ダッパーラボ(Dapper Labs)、Enjin(エンジン)、クリプトゲームス株式会社などの企業と過去に連携を発表している。

SorareのCEOであるニコラ・ジュリア氏は「サッカーは、日本で2番目に人気のあるスポーツと言われています。NFTの時代はまだ黎明期ですが、日本のSorareコミュニティはアジアにおいて最も大きいコミュニティの1つです。日本のNFT業界を牽引するコインチェックとのパートナーシップを通じて、私たちはより多くの非常に情熱的なファンNFTの魅力を届けることができると考えています」とリリースにてコメント。

またコインチェック株式会社の執行役員である天羽健介氏はリリースにて『「安全性や透明性を確保することでNFTを主流にする」という大きなビジョンを掲げ、いち早くNFT領域に参入しました。世界的にも評価の高いファンタジーフットボールゲームSorareにより、長期的なユーティリティ性を有するNFTを生み出した彼らと連携を開始できたことを嬉しく思います』とコメントしている。

関連ニュース

コインチェックとCyberZ、NFT事業での協業を開始 

コインチェックとゲームエイトがNFT事業において連携開始 

サッカーゲームSorare、ベルギー代表の選手カード発行 

サッカーゲーム「Sorare」で使えるクリスティアーノ・ロナウドのNFTが約3,200万円で売却 

ロックチェーンサッカーゲーム「Sorare(ソーレア)」が日本のJリーグ所属全選手のNFTカードを発行 

参考:コインチェック
デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/18話題】メルカリがイーサリアム保有者に毎月ポイント付与、メタプラネットがビットコイン購入資金調達など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米財務省、北朝鮮の暗号資産マネーロンダリングネットワークに制裁

米国財務省外国資産管理局(OFAC)が、北朝鮮に送金されたデジタル資産のマネーロンダリングに関わったとして、ルー・フアイン(Lu Huaying)氏とチャン・ジエン(Zhang Jian)氏、およびUAE拠点のグリーン・アルパイン・トレーディング社(Green Alpine Trading)に制裁を科したと12月17日に発表した

バイナンスのHODLer Airdropsで「1000CAT」と「PENGU」取り扱い開始、シードタグ銘柄として上場も

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、エアドロップサービス「ホドラー・エアドロップ(HODLer Airdrops)」において、暗号資産(仮想通貨)「シモンズ・キャット:Simon's Cat(1000CAT)」および「プディー・ペンギンズ:Pudgy Penguins(PENGU)」を取り扱うことを12月16日に発表した