モルガン・スタンレー、グレイスケールのビットコイン投資信託の保有明らかに

モルガン・スタンレー、グレイスケールのビットコイン投資信託の保有明らかに

米金融大手のモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)が同社運営のEurope Opportunity Fund(ヨーロッパ・オポチュニティー・ファンド)にてビットコイン投資信託を保有していることが米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によって明らかになった。

ブロックチェーンメディアTHE BLOCKの報道によると、ヨーロッパ・オポチュニティー・ファンドは米暗号資産運用会社グレースケール(Grayscale)の金融商品であるグレースケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)の株式を28,289口所有しているとのことで、その額は約130万ドル(約1.4億円)となる。

モルガンスタンレーは今年4月にビットコインに関する金融商品を取り扱う方針となっていたようで、その対象となるファンドは総資産の25%をビットコイン関連商品に投資できるようになっているとのことだ。

参考:THEBLOCK
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Vit_Mar・LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

a16z crypto、LayerZero独自トークン「ZRO」を55Mドル相当取得

米大手ベンチャーキャピタルa16z(アンドリーセンホロウィッツ)の暗号資産(仮想通貨)部門であるa16zクリプト(a16z crypto)が、オムニチェーンプロトコル「レイヤーゼロ(LayerZero)」の独自トークンZROを、3年間のロックアップ付きで5,500万ドル(約78億円)相当を取得した。「レイヤーゼロ」がXで4月18日に発表した

【4/17話題】カルビーがブロッチェーン活用のIP管理の実証実験、ANAPが約2億円分のビットコイン購入など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

Semler Scientificが最大5億ドルの証券発行枠を申請、ビットコイン追加購入を含む資金調達へ

米ナスダック上場企業の医療機器メーカーであるセムラーサイエンティフィック(Semler Scientific)が、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の追加購入等を目的に、最大5億ドル(約714億円)の有価証券を随時発行・販売可能とする登録届出書を4月16日付で米証券取引委員会(SEC)に提出した

米国のステーブルコイン政策、ユーロにとって関税より危険=伊経済財務相

イタリアのジャンカルロ・ジョルジェッティ(Giancarlo Giorgetti)経済財務相は4月15日、ドルに連動するデジタル通貨「ステーブルコイン」を巡る米国の政策について、欧州市民に国際決済の魅力的な手段を提供し、関税以上に欧州にとって懸念すべき事態を招く恐れがあるとの見方を示した