ブラジルとドバイで初のビットコインETFが取引開始

ブラジルとドバイでビットコインETFが取引開始

ブラジルおよびドバイにて、初のビットコインの上場投資信託(ETF)の取引が開始された。

ブラジルでは、ブロックチェーン関連企業に投資を行うベンチャーキャピタルQR Capitalが今年3月にブラジル証券取引委員会(CVM)に承認されていたビットコインETF「QBTC11」の取引がブラジルの証券取引所B3にて6月23日より開始した。これにより中南米地域初のビットコインETFの取引が開始されたことになる。

またドバイでは、カナダの資産運用会社である3iQ社のビットコインETF「QBTC」がNasdaq Dubai(ナスダックドバイ)にて取引が6月23日開始した。これにより中東および北アフリカ地域であるMENA(Middle East & North Africa)で初の暗号資産によるETFとなった。

なお「QBTC」はカナダのトロント証券取引所(TSX)にてすでに4月より取引開始をしている商品だ。

関連ニュース

南米初、ビットコインETFがブラジルにて承認

参考:Nasdaq Dubai
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/11話題】トランプ大統領がDeFi課税ルールを撤回、金融庁が暗号資産を2類型にする規制提案など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

OKXとStandard Charteredが暗号資産担保プログラム開始、Franklin Templetonが1号ファンドに

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所OKXが、スタンダードチャータード(Standard Chartered)銀行と共同で、暗号資産およびトークン化されたマネーマーケットファンド(MMF)をオフエクスチェンジ(取引所外)の担保として活用できる「担保ミラーリングプログラム(Collateral mirroring programme)」の開始を4月10日に発表した