【速報】エルサルバドルが世界で初めてビットコインを法定通貨に、法案可決

エルサルバドル、世界で初めてビットコインを法定通貨へ

エルサルバドル議会がビットコインを法定通貨として規制する法案を6月8日に可決した。この法案は90日後に施行される予定だ。

投票は全部で82票あり、賛成62票で可決した。

法案の条文には「1.ビットコインが税金の支払いに使用できること、2.ビットコインをキャピタルゲイン税の対象外とすること、3.ビットコインの参照価格は米ドル表記にすること」が記載されている。

また法案では、経済主体は財やサービスを取得する人からビットコインを提示された場合、支払いとして受け入れなければならないと義務付けられている。そして民間企業の行動を害することなく、国はユーザーがビットコインで取引を行い希望すればビットコインから米ドルへ自動的かつ即時に変換できるような代替手段を提供することも法案に記載されている。

参考:Secretaría de Comunicaciones
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LongQuattro・Duminda-Cooray

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【4/18話題】NTTデータとセキュリタイズJPのデジタル証券プラットフォーム、a16zがLayerZeroのZROを取得など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

a16z、登録投資顧問に対する「暗号資産カストディ規則」見直し提言

米大手ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz:a16z)は、登録投資顧問(Registered Investment Adviser:RIA)が暗号資産(仮想通貨)を直接カストディ(自己保管)できるようにするため、米証券取引委員会(SEC)に対してカストディ・ルールの見直しを求める書簡を、4月9日に提出した

香港SFC、ChinaAMCの「イーサリアム現物ETF」にステーキング機能承認

香港証券先物委員会(SFC)が、中国資産運用会社チャイナアセットマネジメント(ChinaAMC)が運用する暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の現物価格に連動するETF(上場投資信託)について、ステーキング機能の提供を承認した。ステーキング業務を担う暗号資産取引所OSLデジタル証券(OSL)が4月16日に発表した