a16z、暗号資産3号ファンドを約2,200億円規模で組成を計画か

a16z、暗号資産3号ファンドを約2,200億円規模で組成を計画か

米ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が暗号資産・ブロックチェーン関連の3号ファンドを約2,200億円規模(20億ドル)で組成計画中であることがベンチャーキャピタル専門のライターであるEric Newcomerのニュースレターによって明らかになった。

a16zは暗号資産・ブロックチェーン関連のファンドでは管理手数料を年間2.5%に設定しているとのことだ。もし2,200億円規模のファンドが組成されれば、管理手数料だけで55億円の収益となる。

a16zのNFT関連企業の出資先にはOpenSea、Bitski、Zoraが存在する。またスケーリングソリューションの出資先にはOptimism、その他の投資先にはDeFiのUniswap、ステーブルコイン関連のCelo、Fei Labs、ECOなどがある。

ちなみにEric Newcomerのニュースレターによれば「a16zは保有するイーサリアムの一部を3,800ドル前後で売却した」と関係者が語っているとのことだ。

参考:Eric Newcomer
デザイン:一本寿和
images:iStock/BadBrother・kasezo

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
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