米FOX、NFTスタジオの立ち上げとIP利用のNFT制作
米映像制作会社のフォックス(FOX)がブロックチェーン・クリエイティブ・ラボの設立とNFTスタジオの立ち上げを発表した。
このことは5月18日に開催されたイベントにて同社CEOであるチャーリ・コリアー(Charlie Collier)氏が発表したものだ。同氏はフォックスのIP(知的財産)を利用したNFTを制作をすることも併せて発表している。
フォックスのNFTスタジオの初デビューは、米テレビアニメ「リック・アンド・モーティ(Rick and Morty)」の作者であるダン・ハーモン(Dan Harmon)氏の新作アニメシリーズ「クラポポリス(Krapopolis)」の初公開と同時期に行われるとのこと。なお現時点では具体的な公開日程は明かされていない。
この「クララポリス」は史上初のブロックチェーン上でキュレーションされたアニメシリーズとなる。これによりフォックスが放送ネットワーク企業として初めてNFTビジネスに参加することになる。
フォックスは「クラポポリス」のために専門のマーケットを立ち上げる予定だ。ユニークなNFT、背景アートとGIFを含め、熱狂的なファンを招き、ファンサービスするため「専属ソーシャル体験」を提供するトークンなどのデジタル商品を発行する計画となるようだ。
チャーリー・コリアー氏は「 今日はあまり深く話せませんが、フォックスは広告主を重視し、アーティストを第一に考え、アニメーションに夢中になっている企業として、広告主をNFTを含むブロックチェーンを利用するトークンの世界に連れて行きます」と述べた。
(images:iStocks/artacet)