みんな電力がシリーズCで丸井やSMBC、あおぞら銀行から11.5億円資金調達
みんな電力株式会社が、株式会社丸井グループ、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、株式会社あおぞら銀行を引受先としたシリーズCラウンド ファーストクローズの第三者割当増資により、総額11.5億円の資金調達を実施したことを5月7日発表した。
なおリリースによると今回の資金調達により、現在まで累計調達額は約41.5億円となるようだ。
みんな電力ではStellar(ステラ)のパブリックブロックチェーンを利用した商用P2P電力トレーサビリティシステム「ENECTION2020」を開発しており、このシステムは再生可能エネルギー由来の電気の生産者と購入者をつなぐ「顔のみえる電力」等、みんな電力の「顔の見えるライフスタイル」事業の基盤として活用されている。
みんな電力は今回調達した資金を環境破壊を行うことなく地域創生に貢献できる電源や、卸電力市場の影響を受けない非FIT電源の調達などに投資するとし、100万世帯の再エネ切り替えを一つの目標とし、社会全体の再エネの利用促進に取り組んでいくとしている。
また「ENECTION2020」の書き込み機能の高速化、低コスト化を一層進めることで、電力領域以外の「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指すとのことだ。
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参考:みんな電力
(images:iStock/BadBrother)