バービー人形で有名なマテル、NFT参入か

バービー人形で有名なマテル、NFT参入か

バービー人形やホットウィールなどのブランドの親会社であるマテル(Mattel)が、同社のコレクターブランドのNFT(ノンファンジブル・トークン)化への検討を4月22日発表した。このことは2021年第1四半期決算説明会にて明らかにされた。

投資銀行であるD.A.デビッドソンのアナリストからの「NFTの検討はしているのでしょうか」という質問に対して、

マテル社のCEOであるノイン・クライツ(Ynon Kreiz)氏は「私たちは、子どもと家族のための最強のカタログを持つフランチャイズのオーナーとして、オーナーシップに重点を置いています。そして私たちには新しいエキサイティングな方法でブランドを商品化する機会があります。

私たちは権利をライセンスする必要はありません。私たちは権利を所有しており、NFTを含むあらゆるタイプの機会を検討しています。特に私たちが所有する不朽の名作のファン層やコレクター層を考えると、NFTは間違いなくチャンスがあると思います」と答えている。

マテル社は2021年度の年間売上高が6%から8%増加するとの見通しを発表していて、これは「IP-DRIVEN High-Performing Toy Company(IPドリブン・ハイパフォーミング・トイ・カンパニー)」を掲げ経営を行ってきた結果となったことを説明している。

関連記事:特集「NFT大解剖」

特集「NFT大解剖」

参考:Mattel Inc (MAT) Q1 2021 Earnings Call Transcript

(images:iStock/Dendenal81)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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