元コインベース重役で元米通貨監督庁重役、バイナンスUSのCEOへ

元コインベース重役で元米通貨監督庁重役、バイナンスUSのCEOへ

元コインベース重役で元米通貨監督庁重役のブライアン・ブルックス(Brian Brooks)氏がバインナンスUS(Binance.US)のCEOに就任することがWall Street Journalの報道によって明らかになった。

ブルックス氏はコインベースでCLOチーフ・リーガル・オフィサーを務め、トランプ政権下では通貨監督庁(OCC)の代表代行を務めていた人物だ。同氏はOCC在任中に、連邦政府公認銀行がステーブルコインの発行者のために準備金をホストする道を開いた。また同氏は連邦政府公認の銀行がコインを取引できることを明確にし、デジタルカストディ企業アンカレッジに連邦銀行運営の認可を与えたことでも知られている。

ブルックス氏は「強力なコンプライアンスプログラムをリードするというバイナンス取締役会の強いコミットメントがなければ、この仕事を引き受けなかったでしょう」とWSJへ語っている。

なお3月にバイナンスはアメリカの規制環境に対応するために、米国上院で数十年勤務し駐中国大使を務めたマックス・ボーカス(Max Baucus)氏を採用している。

参考:Wall Street Journal

(images:iStock/vitacopS・pgraphis)

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あたらしい経済 編集部

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