テゾス(Tezos)でセキュリティトークン発行、仏大手銀行ソシエテ・ジェネラル
フランス大手銀行のソシエテ・ジェネラル(Societe Generale)がテゾス(Tezos)のパブリックブロックチェーン上にセキュリティトークンの発行を行ったことを4月15日発表した。
ブロックチェーンメディアレジャーインサイツの報道によると、発行されたトークンは500万ユーロ(約6億円)相当の仕組み商品としてグループ会社のソシエテ・ジェネラルアシュアランス(Societe Generale Assurances)が全額取得したとのことだ。
ソシエテ・ジェネラルアシュアランスは2019年4月にイーサリアムブロックチェーン上で1億ユーロ(約130億円)相当のカバーボンド(債権担保付き社債)のセキュリティトークン発行や、フランスの中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実験として2020年5月に4,000万ユーロ(約50億円)相当のカバーボンドセキュリティトークンを発行している。
またリリースのなかで同社は、2022年までに機関投資家向けに暗号資産の発行、取引、カストディのサービス開始を目指していることも明かした。
参考:Societe Generale・ledgerinsights
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