欧州投資銀行がブロックチェーンを利用した債券の発行を計画か

欧州投資銀行がブロックチェーンを利用した債券の発行を計画か

欧州連合の投資部門である欧州投資銀行(EIB)がブロックチェーンを利用したデジタル債券の発行を計画している可能性が明らかになった。4月13日にブルームバーグが報じた。

ブルームバーグによると、EIBはゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、サンタンデール(Santander)、ソシエテ・ジェネラル(Société Générale)の3つの銀行と共同でデジタル債券の発行開発を進めており、4月15日から数週間にわたって初売りのための投資家ミーティングが行われるとのこと。

ブロックチェーンを利用した債券の発行については、これまでにオーストラリアでの世界銀行による「Bond-i」の発行をはじめとして、日本の野村証券、タイ銀行、アメリカの金融大手ノーザントラストなど多くの企業や政府系金融機関が開発を行っている。

関連記事

ブロックチェーンを利用した債券の発行についての詳しい解説はこちら→【金融DX】債券のデジタル化が進む理由

参考:Bloomberg

(images:iStock/Rawpixel・Ninja-Studio

関連するキーワード

#EU

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した