デジタル通貨特化の決済企業CircleがNFTマーケットプレイス向けの決済ソリューション発表

CircleがNFTマーケットプレイス向けの決済ソリューション発表

デジタル通貨特化の決済企業サークル(Circle)がNFTマーケットプレイスやベンダー向けの決済ソリューションを発表した。

この決済ソリューションの目的は、NFTマーケットプレイスやベンダーが、暗号資産に加えてクレジットカードによる支払いも受け付けられるようにすることだ。なお現在「NBA Top Shot」などのサービスを展開しているDapper Labsがサークルの決済ソリューションを利用している。

NFTマーケットプレイスやベンダーは、サークルの決済ソリューションを利用して「Payments、Payouts、Digital Dollar Accounts API」を構築することで、利用者が従来の支払いまたは暗号資産での支払いのいずれかを選択できるようになるとのこと。

サークルの共同設立者兼CEOのジェレミー・アレア(Jeremy Allaire)氏は「これはマーケットプレイスやクリエイターにとって重要で価値あるトレンドであるだけでなく、コレクターズアイテム、アートワーク、モーメント、そしてブロックチェーン上でトークン化できるものなら何でも、消費者からの驚くべき需要を表しています。

人々はデジタルコレクティブルを受け入れる準備ができており、サークルはこの業界をサポートすることを楽しみにしています」とコメントしている。

なおサークルは今後数ヶ月の間に、USDC、BTC、ETHでの支払いサポートや、NFTカストディサービスなどの追加機能もリリースするとのことだ。

参考:Circle is rolling out a payments solution for NFT marketplaces

(images:iStocks/artsstock・Ninja-Studio)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【4/18話題】NTTデータとセキュリタイズJPのデジタル証券プラットフォーム、a16zがLayerZeroのZROを取得など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

a16z、登録投資顧問に対する「暗号資産カストディ規則」見直し提言

米大手ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz:a16z)は、登録投資顧問(Registered Investment Adviser:RIA)が暗号資産(仮想通貨)を直接カストディ(自己保管)できるようにするため、米証券取引委員会(SEC)に対してカストディ・ルールの見直しを求める書簡を、4月9日に提出した

香港SFC、ChinaAMCの「イーサリアム現物ETF」にステーキング機能承認

香港証券先物委員会(SFC)が、中国資産運用会社チャイナアセットマネジメント(ChinaAMC)が運用する暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の現物価格に連動するETF(上場投資信託)について、ステーキング機能の提供を承認した。ステーキング業務を担う暗号資産取引所OSLデジタル証券(OSL)が4月16日に発表した