#資金調達

チェイナリシスが約120億円調達、企業評価額は約4,400億円に

米ブロックチェーンツール開発企業チェイナリシス(Chainalysis)がシリーズEラウンドで約120億円(1億ドル)の資金調達を行なったことを6月24日に発表した。企業評価額は約4,400億円(42億ドル)となった。チェイナリシスは、ブロックチェーン上の暗号資産取引を追跡してクラスタ化し、考えられるリスクや脅威となる行為者を特定するソフトウェアを提供している企業だ。

NFTプラットフォーム「ラリブル(Rarible)」約15.8億円調達、FLOWとの連携も

NFTプラットフォームであるラリブル(Rarible)が約15.8億円(1,420万ドル)の資金調達を行ったことを6月24日に発表した。今回の資金調達はヴェンロック・キャピタル(Venrock Capital)、ゼロワン・アドバイザーズ(01 Advisors)、コインファンド(CoinFund)の3社によって行われたとのことだ。

ブロックチェーンキャピタルが新ファンドで約330億円調達、VisaやPaypalらから

ブロックチェーン技術と暗号資産のエコシステムに特化したベンチャーキャピタルであるブロックチェーン・キャピタル(Blockchain Capital)が、新たにBlockchain Capital Vを組成して資金調達を完了したことを6月22日に発表した。Fund Vの投資家であるPayPalやVisaはブロックチェーン・キャピタルの戦略的パートナーシッププログラムに参加もするとのことだ。 

PayPalやセールスフォースらから約15億円調達、ブロックチェーンBIツールのTRM

エンタープライズ向けブロックチェーンツール提供の米TRM LabsがシリーズAラウンドにて約15億円(140万ドル)の資金調達を行なったことを6月16日に発表した。このシリーズAラウンドではBessemer Venture Partnersが主導し、PayPal Ventures、Initialized Capital、Jump Capital、Salesforce Ventures、Operator Partners、Blockchain Capital、およびGoogleの役員らが参加した。その他の既存の投資家にはY Combinator、Alumni Ventures Group、The MBA Fund、Tapas Capital、SGH Capitalなどがいる。

ピーター・ティールがDAOへの出資を牽引、ビットダオが約250億円調達

DAO(自律分散型組織)としてビットダオ(BitDAO)が組成され、ピーター・ティールやアラン・ハワードなど複数の著名な投資家から約250億円(2億3000万ドル)の資金調達を行なったとThe Blockが6月16日に報じた。この調達はプライベート・トークン・セール によって行われたとのことだ。

ユニセフ、ブロックチェーンスタートアップ3社へ30万ドル投資

ユニセフ(UNICEF)の略称で知られる国際連合児童基金が運営するブロックチェーン領域特化のファンドであるユニセフ・イノベーション・ファンド(The UNICEF Innovation Fund)は、Leaf Global Fintech、Rumsan、Xcapitというブロックチェーン・スタートアップ3社に約3,300万円(30万ドル)以上を投資することを6月9日に発表した。投資額はLeaf Global Fintechが$48,900と20.6936ETH、Rumsanが$100,000、Xcaptiが43.7821ETHとなっている。

バフェット氏のバークシャ・ハサウェイ、ブラジルのデジタルバンク「Nubank」へ約550億円出資

ブラジルのデジタルバンクであるヌーバンク(Nubank)は、ウォーレン・バフェット(Warren Edward Buffett)氏が会長兼CEOを務める持ち株会社バークシャー・ハサウェイから約550億円(5億ドル)を調達したことを6月8日に発表した。この資金調達は2021年1月に開催されたシリーズGの延長とのことだ。既存投資家にはテンセントやセコイアなどが存在している。ちなみにヌーバンクの創業者デイビッド・ベレス(David Vélez)氏はセコイアにてパートナーを務めていた経歴がある。

クリプタクト、ふくおかフィナンシャルグループらから1億円の資金調達

「仮想通貨の自動損益計算」や「投資SNS」サービスを提供する株式会社クリプタクトが、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ傘下の株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ他を引受先とする第三者割当増資によって総額1億円の資金調達を実施したことを6月2日発表した。

暗号資産取引プラットフォームのヒーロー(Hxro)、トークンセールでヘッジファンドより約16億円調達

暗号資産の取引プラットフォームであるヒーロー(Hxro)が米資産運用会社コモンウェルス・アセット・マネジメント(Commonwealth Asset Management)からトークンセールにて1,500万ドル(約16億円)を調達したことが6月2日のCoinDeskの報道で明らかになった。

米フィギュア・テクノロジーズが約220億円の資金調達、評価額は約3,400億円

米ブロックチェーンスタートアップのフィギュア・テクノロジーズ(Figure Technologies)が約3,400億円(32億ドル)の評価額で約220億円(2億ドル)のシリーズD資金調達ラウンドを実施したことを発表した。フィギュア・テクノロジーズは住宅や学生ローンに特化した事業を行っている。日本のリクルート社は同社のグループ会社プロヴィナンス(Provenance)へ出資を行っている。

コインベース、約1,364億円の新株予約権付転換社債の私募発行を発表

ナスダック上場の米国大手暗号資産取引所コインベース(Coinbase)が1933年米国証券法の下で公布されたルール144Aに基づき、適格機関投資家であると合理的に考えられる者を対象に、2026年満期の転換社債を総額12億5,000万ドルで私募発行する意向を発表した。転換社債とは、その転換社債へ払い込みを行った投資家が株式に転換できる権利を得られる社債のことだ。