#政治や法律など

a16z、スクエア、コインベース、クラーケンがFinCENの暗号資産ウォレット規制案に反論

ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz/a16z)、暗号資産取引所のコインベース(Coinbase)、クラーケン(Kraken)、決済サービス提供のスクエア(Square)が米財務省のFinCEN(金融犯罪捜査網)の暗号資産ウォレット規制案への反論を1月4日に各企業が声明文を発表した。

SECとリップル社、双方の主張──米国証券取引委員会(SEC)がリップル社及び幹部2名を1933年証券法違反で提訴

米国証券取引委員会(SEC)がRipple Labs社(以下リップル社)とその重要な証券保有者でもある幹部2名を相手に、未登録で進行中のデジタル資産証券の募集を通じて約1,340億円(13億ドル)以上の資金調達を行ったと主張する訴訟を提起したと12月22日に発表した。幹部2名とは最高経営責任者のブラッド・ガーリンハウス(Brad Garlinghouse)氏と共同創業者のクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏である。

米下院にてステーブルコイン発行者を規制する「ステーブル(STABLE)法案」が提出

米下院議員のラシダ・トライブ(Rashida Tlaib)氏ら3名がステーブルコインの発行者を規制する法案を議会に提出したことを、トライブ氏の事務所が12月2日にプレスリリースにて詳細を発表した。なおこの法案「ステーブルコインテザリングおよび銀行ライセンス強制法(Stablecoin Tethering and Bank Licensing Enforcement Act)」は、通称「ステーブル(STABLE)法案」となっている。

米証券取引委員会(SEC)が一定の条件下で民間企業のステーブルコイン発行を許可

米証券取引委員会(SEC)の法人金融部門は、独自のイーサリアムベースのトークンを販売したいと考えているソーシャルメディア企業IMVU社が発行した独自トークン「VCOIN」に対して「執行措置を推奨しない」という旨を記載したノーアクションレター(法令適用事前確認手続)を11月19日に発行した。

チェイナリシス(Chainalysis)が政府押収の暗号資産(仮想通貨)を保管売却管理サポートするプログラム開始

米ブロックチェーン分析企業チェイナリシス(Chainalysis)が、政府が犯罪に関連して押収をした暗号資産(仮想通貨)の保管・売却・監視のサポートをする「資産実現プログラム(Asset Realization Program)」を開始したことを11月12日発表した

一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)と一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が暗号資産(仮想通貨)に関する「2021年度税制改正に関する要望書」を自民党「予算・ 税制等に関する政策懇談会」に提出

仮想通貨(暗号資産)の業界団体である一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)と一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が11月4日に行われた自民党「予算・ 税制等に関する政策懇談会」で2021年度の税制改正の要望書を提出したことが明らかになった。

ニュージーランドの規制当局が暗号資産(仮想通貨)を取り扱う企業に対して顧客情報の提出を要求

ニュージーランドの国税管理機関である内国歳入庁(IRD)がニュージーランド国内の暗号資産(仮想通貨)取り扱い企業に対して顧客情報の提出を求めていることがわかった。ニュージーランドの現地メディアであるRadio New Zealand(RNZ)が報じた。

米国資金移動業ライセンスが決済・暗号資産企業78社を対象に統一化

米州法銀行監督官協会(CSBS:Conference of State Bank Supervisors)が新たな規制プログラム「MSBネットワーク監督(MSB Networked Supervision)」を開始したことを9月15日発表。このプログラムにより、州ごとに審査・発行が行われる資金移動業ライセンスが統一化されることになった

FATFが不正な暗号資産取引を検出するためのレッドフラッグ指標に関するレポートを公開

マネーロンダリングに関する金融活動作業部会(FATF:Financial Action Task Force on Money Laundering)が各国の規制当局に向けて、マネーロンダリングや詐欺などにつながる不正な暗号資産(仮想通貨)取引を検出し防止するための指標(レッドフラッグ指標)に関するレポートを9月14日に公開した。

米SECのクリプトマムことへスター・パース氏がDeFi規制の今後の展望を語る

米国証券取引委員会(SEC)のコミッショナーであり「Crypto Mom(クリプトマム)」として知られるHester Peirce(へスター・パース)氏が米国におけるDeFi(Decentralized Finance:分散型金融)規制に関する今後の展望について、米ブロックチェーンメディアDecryptoのインタビューに対し語った。

オーストラリアがナショナルブロックチェーンロードマップの一環としてワイン農業サプライチェーンと資格証明のワーキンググループを設立

オーストラリア政府が推進するナショナルブロックチェーンロードマップの一環として、新たにワインの農業サプライチェーンに関するワーキンググループと資格証明についてのワーキンググループを設立したことを同政府が8月28日発表した

ハワイ州のパイロットプログラムにてbitFlyer USAなど12社が取引所事業の運営可能に

米国ハワイ州の商務庁(DCCA)が、同庁とハワイ州のテクノロジ―産業の開発を担当する州政府機関のHTDC(Hawaii Technology Development Corporation)とハワイ州金融機関局(DFI)の3機関が共同で実施するパイロットプログラム「Digital Currency Innovation Lab(DCIL)」に参加する暗号資産(仮想通貨)企業を19日に発表した。

東京地裁がコインチェックNEM不正流出事件に関連する暗号資産(仮想通貨)に対して没収保全命令。暗号資産に対する命令は全国初

暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックの保有する暗号資産NEM(ネム)が不正流出した一連の事件に関連し、組織犯罪処罰法違反罪(犯罪収益収受)で公判中の男が不正に取得したとみられる流出したネムの一部に対し、東京地裁が同法に基づき没収保全命令を出したことが8月19日、共同通信社の捜査関係者への取材で明らかになった。

シンガポールの暗号資産(仮想通貨)業界団体ACCESSが事業者向けの行動規範を発表

シンガポールの400以上の企業や組織が参加する暗号資産(仮想通貨)業界団体である「シンガポール暗号通貨事業・スタートアップ企業連盟(ACCESS:Association of Cryptocurrency Enterprises and Start-ups, Singapore)」が暗号資産業界における実務の標準化の一環として、事業者向けの行動規範を8月13日に正式に発表した。

金融庁氷見野良三(ひみのりょうぞう)長官が暗号資産(仮想通貨)の金融緩和について慎重姿勢を示す

7月20付けで金融庁長官に就任した氷見野良三(ひみのりょうぞう)氏がロイターのインタビューに対し、暗号資産(仮想通貨)の規制緩和について慎重な姿勢を示し、また暗号資産の規制を緩和することによって技術が促進するとは限らないと主張したことを、ロイターが8月5日報じた。