竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

米司法省のバイナンスへの調査実態、CZの関与記録提出も要請か

ロイター通信が確認した2020年後半の要請書によれば、米国連邦検察は世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)に対し、アンチマネーロンダリングのチェックに関する広範な内部記録と、同社の最高経営責任者で創業者のチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao:CZ)氏が関与するコミュニケーションの記録を提供するよう要請したとのことだ。

脱税容疑でマイケルセイラーとマイクロストラテジーを訴訟、米司法長官事務所

米ワシントンD.C(コロンビア特別区)の司法長官事務所(Office of the Attorney General:OAG )が、マイクロストラテジー創業者のマイケル・セイラー(Michal Sayler)氏と同社に対して、脱税容疑で訴訟を提起したことを8月31日に発表した。この訴訟で司法長官事務所は、マイケル・セイラー氏とマイクロストラテジーの両者から未納の所得税と罰金の合計1億ドル(約140億円)以上の回収を目指すという。マイケル・セイラー氏とマイクロストラテジー社は、ビットコイン推進派であり、マイクロストラテジーが保有するビットコインは合計で129,699BTCとなっている。

複数の資産運用会社がファンド持分トークン化推進、暗号資産低迷の中で

暗号資産(仮想通貨)投資家は、ここ数カ月間、激しい暗号資産の値動きに耐えてきた。一方で、その基盤技術であるブロックチェーン技術を利用し、ファンドを一口サイズのユニット(トークン)に分割し、少額預金者に販売する準備を進めている資産運用会社は、この動きに動揺していない。

アニモカブランズジャパン、三菱UFJ銀行らから61.5億円調達。評価額は約683億円に

NFT関連企業アニモカブランズ(Animoca Brands Corporation Limited)の日本拠点であるアニモカブランズジャパン(Animoca Brands Japan:アニモカブランズ株式会社)が、三菱UFJ銀行とアニモカブランズ(Animoca Brands Corporation Limited)から61.5億円の資金調達を行ったことを8月26日に発表した。これによりアニモカブランズジャパンの企業評価額は5億ドル(約683億円)となったとのこと。

eToro、米投資プラットフォームGatsby買収へ

株式や暗号資産などの投資プラットフォームを提供するイートロ(eToro)が、米国の株式などのオプション取引プラットフォームであるギャツビー(Gatsby)を買収するための契約を締結したことを8月17日に発表した。ギャツビーは2018年に設立され、米国の若年層向けに手数料無料で株式のオプション取引ができるアプリを提供してきた。

ポリゴン(MATIC)とボラ(BORA)が連携、クロスチェーン環境構築へ

韓国ゲーム大手カカオゲームス(Kakao Games)が中心となり開発・運営を行うweb3プロトコル「ボラ(BORA)」が、ポリゴン(Polygon)と連携したことを発表した。ポリゴンとの連携は「BORA」のグローバルエコシステムとユーザーの流動性を広げるためのクロスチェーン環境構築の第一弾プロジェクトだという。「BORA」は、GameFi領域を中心にサービス開発などを行っている。

【取材】zkRollup技術開発のRyodan Systemsとフォアーが業務提携、分散型アプリ開発へ

秘匿化やプライバシー技術に関連する「zkRollupプロトコル」の開発を行う「Ryodan Systems」とフォアーが、分散型アプリケーションレイヤーの構築のため、業務提携したことを発表した。フォアーはAI/ビッグデータ解析領域のアルゴリズムの開発と共に、多数の演算処理を同時に処理可能なベクトル型プロセッサの開発を行う日本企業。またRyodan Systemsはスイスを拠点に日本人開発者である日置玲於奈氏がCEOを務める企業だ。