竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

NYCB、銀行口座残高をトークン化し株式取引デジタル決済に成功

米ニューヨーク・コミュニティ・バンコープの銀行子会社ニューヨーク・コミュニティ・バンク(NYCB)が、銀行口座残高をトークン化し、株式取引のデジタル決済に成功したことが9月13日に分かった。発表では銀行口座残高をトークン化したものは「USDForward「USDForward(USDF)」と呼称されている。なお米国では一般的に「USDF」のようなNFTをデジタルマーカーと通称されているようだ。

【取材】トレードワルツ「貿易コンソーシアム」が拡大へ、焦点は電子船荷証券の法改正

貿易DX推進のトレードワルツ社運営の「貿易コンソーシアム」の会員に新たに商社、メーカー、物流企業など14社が加わり全65社に拡大したことが9月13日に分かった。トレードワルツはNTTデータ、三菱商事、豊田通商、東京海上日動火災保険、三菱UFJ銀行、兼松、損害保険ジャパンの大手7社の共同出資によって貿易のデジタル化、DXを目標に2020年4月1日に設立された企業。トレードワルツ社は8月に東京大学協創プラットフォーム開発、三井倉庫ホールディングスなどから計9億円の資金調達を実施している。

gumi、1億ドル(約109億円)規模の暗号資産専門ファンド組成へ

株式会社gumiの連結子会社gumi America, Inc.が1億ドル(約109億円)規模の暗号資産領域専門ファンド組成を9月10日に決議したこと分かった。gumiとしては2号目の暗号資産領域専門ファンドとなる。1号ファンドは約3,000万米ドルで組成されていたようなので、2号ファンドは3倍以上の規模となるようだ。

コービー・ブライアントデザインのウブロ時計とNFTアートとシューズのパッケージ、オークション出品へ

NBAレジェンドのコービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏がデザインし、サインしたウブロの時計、スニーカー、NFTデジタルアートのパッケージがオークションに出品されることがわかった。そして出品者はこのパッケージを約11億円(1000万ドル)で販売開始する予定だ。

米マスターカードがサイファートレース買収へ、デジタル資産領域への展開進む

米マスターカード(Mastercard)が暗号資産分析ツールなど提供のサイファートレース(CipherTrace)と買収契約を締結したことが9月9日に分かった。サイファートレースは暗号資産関連のAML/CFTやリスクマネジメントツールを金融機関や暗号資産取引所などに提供している企業だ。日本では楽天ウォレット株式会社や株式会社DMMビットコインが同社のソリューションを利用している。

【取材】ステイクが約33億円規模のファンド、開発者支援でアスターと紫電のエコシステム拡⼤目指す

⽇本発のパブリックブロックチェーンであるアスターネットワーク(Astar Network)と紫電ネットワーク(Shiden Network)の開発をリードするステイクテクノロジーズ(Stake Technologies Pte Ltd)が、約33億円規模ファンドの立ち上げを9月6日に発表した。このファンドの名称は「Astar&Shiden エコシステム グロース ファンドⅠ」で、紫電ネットワークの独自トークン「SDN」の初期供給量の6%が拠出される。

【取材】日本発ステーブルコイン開発のUXD Protocol、海外著名VCらから約3.3億円調達

ステーブルコインの開発・提供を行う「UXD Protocol(旧Soteria)」が、約3億3,000万円(300万ドル)の資金調達したことを9月2日に発表した。この資金調達には、米著名暗号資産ファンドであるMulticoin Capitalが主導し、FTXの投資ファンドであるAlameda Research、Defiance Capital、CMS Holdings、Solana財団、Mercurial Finance、Solanaの創業者であるAnatoly Yakovenko氏とRaj Gokal氏、またSaberの創業者であるDylan Macalinao氏が参加した。

ダブルジャンプがZ Venture、ビットフライヤー、バンダイナムコから資金調達。NFT市場へ大手ら連携相次ぐ

double jump.tokyo株式会社が、Z Venture Capital株式会社、bitFlyer Holdings株式会社、株式会社バンダイナムコエンターテインメント及び株式会社バンダイナムコライブクリエイティブから第三者割当増資を行なったことを8月31日に発表した。なお金額は不明だ。またdouble jump.tokyoは、bitFlyer HoldingsとNFT関連事業について協業関係を合意したことも発表してた。

ビットバンク、ミクシィとセレスより約75億円資金調達。クリプト×コンテンツで様々な事業創出目指す

暗号資産取引所を運営するビットバンク株式会社が、株式会社ミクシィと資本業務提携契約を締結し、同社を引受先とした第三者割当増資で約70億円、および既存株主株式会社セレスからの追加出資5億円と合わせ、総額約75億円の資金調達の実施を9月2日に発表した。

日本発ブロックチェーン紫電ネットワーク「SDN」、米大手取引所クラーケンに上場へ(ステイク渡辺創太氏 取材)

ステイクテクノロジーズ(Stake Technologies)が開発する、日本発のパブリックブロックチェーン「紫電ネットワーク(Shiden Network)」のトークン「SDN」が、暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(kraken)に上場することが9月1日発表された。

イーサリアム関連技術開発のオフチェーンラボが約140億円調達、アービトラムワンはメインネットβ版ローンチへ

イーサリアムスケーリングソリューション開発のオフチェーンラボ(Offchain Labs)がアービトラム(Arbitrum)のメインネット「アービトラム・ワン(Arbitrum One)」のβ版ローンチと、シリーズBで約140億円(1億2,000万ドル)の資金調達をしたことを8月31日に発表した。

NFTマーケットプレイスOpenSea、月間流通総額が約3,650億円に

大手NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)の8月流通総額が約3,650億円(約33億ドル)となったことがブロックチェーン分析ツール「デューン・アナリティクス(Dune Analytics)」のデータで明らかになった。なおオープンシーの7月流通総額は約330億円(約3億2,700万ドル)であり、前月比で10倍を超える伸びをみせている。

個人投資家向けデジタル証券ファンド組成へ、三井物産子会社が金融商品取引業登録完了

三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社が、2021年8月13日付で金融商品取引業ライセンスを取得していたことを8月31日に発表した。具体的に第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業の取得、投資運用業の登録が完了したとのこと。そして同社はデジタル証券ファンドの組成・運用・販売を一気通貫で手掛ける専業金融サービス会社として、営業開始準備を進めるとのことだ。

不動産ファンド運営のケネディクス、デジタル証券専業子会社設立

不動産ファンド運営のケネディクス株式会社が、100%⼦会社としてデジタル証券専業子会社「KDX 証券設⽴準備株式会社(KDX証券)」を設立したことを8月31日に発表した。なお会社設立は8月30日で、不動産セキュリティ・トークンを取り扱うために、第⼀種⾦融商品取引業の登録に向けた準備を開始するとのこと。なお社名はライセンス取得後に正式社名に商号変更予定で、営業開始は2022年中を予定してるとのこと。