UneMeta、Confluxとは?
UneMetaはキュレーション型ソーシャルNFTマーケットプレイス。日本のトップ声優を起用した「花澤NFT」や、虫プロダクションのクラシックアートIP NFT「哀しみのベラドンナ」など、高品質で確立された IP NFTローンチの実績を持つ。NFTユーザーを惹きつけるため、独自のロイヤリティポイントの仕組みを導入しているのも特徴の一つだ。
Confluxは「Tree-Graph」と呼ばれるコンセンサスメカニズムに基づくレイヤー1のブロックチェーンネットワークで、中国で唯一の規制準拠ブロックチェーンでもある。政府や中国の事業者と多く連携し、アジア地域において企業がNFT、Web3、およびメタバース関連のビジネスを展開するサポートも行っている。
UneMetaとConfluxは先日提携のアナウンスを行っており、UneMetaは独自のロイヤリティポイントをConfluxトークンに交換できるキャンペーンを開始した。NFTのマスアダプションを重要なテーマと認識する両社が、ユーザーにより良いUXを提供し、より良いWeb3を構築していくためのものだと言う。
この記事ではUneMetaの創業者Ann Yu氏とConfluxの共同創業者Yuan Jie Zhang氏が、「KudasaiJP」にて今年4月に日本ユーザー向けに行なったAMA(Ask Me Anything)の内容をお届けする。
UneMetaとConfluxのジョイントAMA(AMA本編)
Q: まず簡単に自己紹介をお願いできますか?
Ann(UneMeta):UneMetaの創設者、Annと申します。UneMetaは日本の文化に根ざした、キュレーション型ソーシャルNFTマーケットプレイスで、高品質で確立された IP (= intellectual property, 知的財産) を提供します。これまでに、日本のトップ声優を起用した「花澤NFT」や、虫プロダクションのクラシックアートIP「哀しみのベラドンナ」の立ち上げに成功しています。
UneMetaは、質の高いNFTユーザーを引き付け、維持するために、独自のロイヤルティポイントシステムを組み込んでいます。そして、フィジタル(現実の世界とデジタルの世界の融合)でハイブリッドな未来のNFT体験を提唱することで、質の高いWeb2 IPをWeb3につなげ、持続可能なNFTエコシステムを育んでいきます。
Yuan(Conflux):こんにちは、Yuanです。もしくはForgivenと呼んでください。私はConfluxの共同創設者です。Confluxは、既存のブロックチェーンシステムの拡張性とセキュリティの問題を解決するために設計された、Tree-Graphと呼ばれる新しいコンセンサスメカニズムに基づくレイヤー1のブロックチェーンネットワークです。
Confluxには、アクティブかつ成長し続けている開発者およびdAppのエコシステムがあります。現在、200以上のWeb3関連プロジェクトがConfluxに統合されています。これらの統合は、インフラストラクチャからエコアプリケーションまで、ツール、ウォレット、DeFi、NFT、メタバース、GameFi、コミュニティなど、さまざまな領域に渡ります。
Q: Web3を始めたきっかけや、Conflux / UneMetaプロジェクトの立ち上げについて教えてください。
Ann(UneMeta):私がこの世界に入ったのは、かなり前のことです。2013年頃、ある本を読んだのですが、それは中国語でのビットコインに関する最初の出版物でした。そして、分散化が経済や権威に与える影響についての議論に圧倒されました。それが、Web3に対する私の最初の印象となりました。
分散化の考え方そのものは理解したものの、最初の暗号資産(仮想通貨)を購入してから、マインドセットには変化がありました。2017/2018年のICOブームの時、私はトークンファンドを立ち上げ、いくつかのICOに投資しました。その時の投資やリサーチを通じて、開発中の技術やコミュニティの運営など、当時のブロックチェーンエコシステムについて詳しく知ることができました。
昨年、NFTが大きな成長を遂げた時、私はNFTのマーケットプレイスやプラットフォームにチャンスを見出しました。当初の計画では、このビジョンを実行できるチームに投資するつもりでしたが、当時そのようなチームを見つける幸運に恵まれず、自分のプロジェクトであるUneMetaを始めることにしました。
Yuan(Conflux):改めまして、私はConfluxのチーフシリングオフィサー(これは冗談で、「誘致担当」が適切です)のYuan/Forgivenです。以前は、ウォール街と UNC チャペルヒルの基金で仕事をしていました。
国際金融と経済学を専攻し、ボストンのブランダイス大学で修士号を取得しましたが、そこでもう一人の共同創業者であるFanと知り合いました。彼は当時、MITの博士課程に在籍していました。現在は、トロント大学でブロックチェーンとシステムを教える教授です。
Fanはコンピュータサイエンスの天才やギークたちを集め、彼の師匠であるチューリング賞受賞者のAndrew Chi-Chih YaoをConfluxのチーフサイエンティストとして従事させています。チームメンバーのほとんどは、IOIメダルやACMチャンピオンシップを獲得しており、EurosysやOSDIなど、コンピュータサイエンスのトップジャーナルに学術論文を発表しています。
Fanはビジネスサイドの人をあまり知らなかったのですが、2018年に彼から電話があり、資金調達の手伝いをして一緒にConfluxを立ち上げました。それが私がクリプトスペースに参入したきっかけです。私は5年間この業界内にいて、それ以来Confluxで、このプロジェクトのみに従事しています。
2018年は深刻なベアマーケットにあり、非常に非常に厳しい経験となりましたが、Sequioa、Baidu、Xiaomiなどから3,500万ドルを調達することができました。
Confluxには非常に堅固な技術革新とエンジニアリングがあるのですが、当時から中国の政策があまり好ましくないと判断されており、クリプトマーケットは過去数年間、私たちにあまり注意を払っていませんでした。
Q: 日本についてどう思いますか?
UneMeta:日本文化を核としたNFTプラットフォームとして、UneMetaは日本やアジアのNFTと、その関連エコシステムを中心に構築してきました。日本は、政府がWeb3の開発に熱心で、規制が比較的明確で、そして最も重要なことは、豊富で国際的に競争力のあるIPリソースがあることです。このような市場環境におけるオアシスと言えるでしょう。
Conflux:日本はエレクトロニクス、情報技術、ロボットなどの技術的進歩で定評があります。また、高度な技術を持つ労働力と充実した教育システムにより、日本は数多くの優秀なエンジニアや開発者を輩出しています。
さらに、日本政府はブロックチェーンやWeb3技術の発展を支援し、その成長を促進するための規制やイニシアチブを実施しています。日本は、ブロックチェーンの開発やWeb3エコシステムの構築を目指す人々にとって、望ましい目的地となっているのです。
日本には、世界のファンに根付いたIP、ブランド、アニメの長い歴史があります。これは、NFT/メタバース/GameFiのエコシステムをインキュベートする豊かな土壌です。
Q: 日本の規制が厳しいことは、クリプトユーザーにとっては長らくネガティブなものでしたが、最近ではポジティブな捉え方をされることが多くなってきたように思います。
Ann:厳しい規制は、資金の安全性やプロジェクトの質を保証する利点もあると思います。日本の規制の取り組みは見習うべきものがあります。FTX Japanもユーザーの資産を返還できていますよね。
つまり、セキュアな環境で、より多くのユーザーが安心して暗号資産を保有できるようになりると言えます。
Yuan:香港でも同様の傾向があります。アメリカやシンガポールの参加者たちはFTXとThree Arrowsの崩壊に苦しんでいます。
次のブルマーケットは、アジアのプレイヤーから生まれるかもしれません。起業家や投資家、そして政府が、この産業に積極的に関わる姿勢を示すようになったためです。
Q: Confluxは、中国独自の切り口を持つレイヤー1であり、中国で唯一の規制要件を遵守したパブリックチェーンとのこと。Confluxのテクノロジーと、中国市場でのコンプライアンスの実現方法について教えてください。
Confluxのテクノロジー
Yuan:Confluxの主要な特徴の一つであるTree-Graphコンセンサスは、Proof of Work(PoW)とProof of Stake(PoS)の要素を組み合わせて、ネットワークの速度、スケーラビリティ、セキュリティを最適化します。Confluxは、全世界に広がる1000以上のノードによって、最大3000TPS(1秒当たりのトランザクション処理数)の動作が可能です。
スケーラビリティの面では、Tree-Graphは有効非巡回グラフ(DAG)モデルを適用し、スループット(1秒あたりに処理できるデータ量)を向上させるためにすべてのフォークされたブロックを含むようにします。これは、イーサリアムやビットコインのネットワークの利用率50%と比較して、大幅な改善となります。実際、Confluxは極めて高いTPSを維持しながら、最大95%のブロック利用率を達成することができます。
中国におけるコンプライアンスの実現
Yuan:中国市場内でのコンプライアンスの観点から、Confluxは政府の規制を積極的に受け入れています。Confluxは、大学や研究機関、中国政府など様々な組織とパートナーシップを結び、ブロックチェーンの研究開発を共同で行っています。
このためには、政府とのコミュニケーションを重視し、必要に応じてライセンスを取得することが重要です。その後、政府から得たガイドラインやライセンスをエコシステムプロジェクトに渡し、彼らがビジネスを展開できるようサポートしています。
PBOC(中国の中央銀行)は、中国での暗号資産の使用を禁止しています。しかし、PoWとPoSの両コンセンサスメカニズムは、スマートコントラクトとのやり取りにネイティブトークンのガス料金を支払う必要があります。これを回避するため、ConfluxはConfluxコアスペースで「スポンサーシップメカニズム」を導入しました。これにより、開発者や第三者がユーザーの代わりにトランザクション料を支払うことができます。このメカニズムにより、ユーザーはネイティブトークンを保持せずに、代わりに法定通貨を使用してオンチェーン取引活動に参加することができるのです。
また、Confluxは上海市政府の指導の下、Tree-Graphブロックチェーン研究所を設立しました。この機関を通じて工信部、サイバー庁、公安部、中国人民銀行など規制当局の経営許可証を取得し、積極的なコミュニケーションを維持し、現地の法律法規要件を積極的に受け入れています。
3年間の実践の中で、Conflux基金は200以上のプロジェクトを育成し、現在、これらの企業はすべて法的に合法的にNFT、Web3、およびメタバース関連のビジネスを展開しており、収入と記帳は全て法定通貨で行われています。
Q: スポンサーシップメカニズムによって、ユーザーはスポンサー企業に代わりにガス代を払ってもらえるのですか?
Yuan:もちろん、ガス料金を自分で支払うこともできます。ガスのスポンサーシップは必須ではありません。
Confluxには、Confulxネイティブ環境と、EVM互換(つまり、Metamaskなどを使用できる)のConflux e-spaceという2つの環境があります。互換性の問題があるため、Conflux e-spaceではスポンサーシップメカニズムは許可されていません。スポンサーシップメカニズムは、コアスペースで内部コントラクトとしてネイティブにサポートされています。
Q: CFXトークンについて教えてください。
CFXは、Conflux Networkのネイティブ暗号通貨です。CFXはConflux Networkの取引手数料として使用されるほか、スマートコントラクトやトランザクションのストレージユニットとしても使用され、ストレージの最適な使用とプロトコル所有のトランザクションスポンサーメカニズムを可能にします。
CFXはPoWマイナーによってマイニングされ、ネットワークの安全性を高めるために私たちのPoSシステムでステークすることができます。また、ガバナンスの投票に使用されます。
さらに、ガバナンス投票にも使用され、PoWマイニング供給の排出、Confluxエコシステムファンドの使用、およびネットワークのハードフォークに関する重要な提案などを決定するために使われます。
Q: ConfluxのNFTエコシステムはどのようなものですか? 主要なパートナーや興味深いユースケースはありますか?
Yuan:Confluxは、マクドナルド、オレオ、クラランス、DFS、中国電信、小紅書などの有名ブランドを含む、300以上のブランドにNFTの実装サービスを提供しています。
NFT/Web3/Metaverseのエコシステムを支えるパートナー、スタートアップ企業、インフラは200社以上あり、いくつか以下にご紹介します。
- デジタルブランディングやマーケティング戦略に関してNFT/Metaverseソリューションを提供するNFT SaaS企業
- ディスプレイ/ローンチパッド/トレード/ユーティリティ/3Dワールドのシナリオを提供しているインターネット企業(Baidu、LittleRed book、iQiyi、Soul、Kuaishou)
- AI、AR、VR、3D、バーチャルアイドル、バーチャルファッション/アパレル、バーチャルビーイング技術を提供する革新的なデジタルテクノロジー企業
- ウォレット、スキャン、NFTゲート付きチャットルーム、DAOツールなどを提供するインフラ企業
これまでのところ、Conflux Networkで発行されたNFTは2000万枚以上で、1000万以上のKYC済みユーザーがユニークアドレスを持っています。
「小紅書」がKOLに販売したバーチャルウィングは興味深いケースです。バーチャルウィングは背中に生えるように表示され、KOLたちはそれを身に着け、小紅書でアピールしました。
こちらは、マクドナルドがConflux上で発行したマジックキューブNFTです。
これは、Confluxと中国電信のコラボレーションのYouTube動画です。
Q: NFTといえばAnnさん、最近のUneMetaの展開についてお話いただけますか?
Ann:もちろんです! 現在、ほとんどのNFTマーケットプレイスは、メトリクスと価格分析を強調することで、NFTをfungible token(代替性トークン)のように扱うことに焦点を当てています。
UneMetaは、NFTのnon-fungible(非代替性)の側面を取り戻すために、NFTコレクションの視覚的・文化的意義を強調します。目標は、より包括的なコミュニティを構築するためのツールとして、Web3を利用したいIPと高品質のコンテンツのためのNFTローンチパッドとマーケットプレイスを構築することです。
2022年9月のベータ版公開以来、UneMetaはオリジナルコレクションとして、日本のトップ声優を起用した「花澤NFT」、虫プロダクションのクラシックアートIP「哀しみのベラドンナ」のローンチに成功しています。また、このローンチパッドでは、Yuliverse、City Pop TOKYO、MMMMなど、アジアのトッププロジェクトがUneMetaでローンチするように誘致もしています。
今後数ヶ月のうちに開始される非常にエキサイティングなプロジェクトは、Yuliverseとクロスオーバーして発行する「くまモン」のNFTです。くまモンにとってWeb3での初めての体験となりますが、NFTの技術とコミュニティ形成に関してこのプロジェクトをサポートできることを大変嬉しく思います。
また、UneMetaエコシステム独自のロイヤリティポイント「uuu」を導入しました。これはUneMetaのコアユーザーに報酬とインセンティブを与えるもので、UneMetaの交換センターでuuuをUSDT、Amazonギフトカード、各プロジェクトのホワイトリストなどのギフトに交換することができます。
最近、Confluxをより知ってもらうために、「uuu」のCFXトークンへの交換も可能にしました。UneMetaのマスコットキャラクター「Yuzu」を使ったソーシャルゲームを近日中に開始する予定ですが、そこでも「uuu」は重要なリソースとなります。
Q: NFTの動向や方向性について思うことはありますか?
Ann: 欧米のブルーチップNFTプロジェクトのロジックは、どちらかというとラグジュアリーブランドのような運用をしています。しかし、例えばBAYCのようなプロジェクトは、ユーザーの参入障壁を下げるためにMAYC、APEトークンを発行して運営しているのも事実です。
NFTプロジェクトの次のフェーズは、もっとアダプション(多くのユーザーの参入)にフォーカスすべきだと思います。これは日本のマーケットにとても適していると思っていて、なぜなら、日本ではNFTプロジェクトの敷居は高くないものの、実用性やコミュニティをより重視しているからです。
例えば、$10,000の10,000NFTのコレクションと、$100の1,000,000 NFTのコレクションは、実は同じ価値なのです。しかし後者の方が利用者が多く、より多くのユーザーを集めて、web3の産業に参入することを可能にします。だから、NFTのプロジェクトのためには、より人気のあるIPやそのIPを愛するオーディエンスを選んで、影響力をオープンにしたいと考えたのです。
アダプションに加えて、「現実との融合」も、NFTの次のフェーズの重要なテーマだと思います。例えば、2月に東京の原宿でNFTの展示会を行ったとき、私たちはフィアット(法定通貨)決済に簡単にアクセスできましたし、周辺機器もたくさんありました。
当時はオフラインのイベントということもあり、Web3を知らない人が多かったのですが、実はNFTは一種のテクノロジーで、携帯電話のアプリを使っているようなもので、必ずしもプログラミングの知識が必要なわけではありません。NFTの視覚的、文化的、芸術的な性質は、既存の循環を断ち切り、多くの新しい人々を呼び込む良い方法となり得るのです。
IPは、アダプションのきっかけとなる方法の一つであり、そのため、UneMetaは質の高いコンテンツに重点を置いています。良いコンテンツは最高のトラフィック誘致となり得ます。
今日もたくさんのユーザーがAMAを聴きに来てくれたようですが、それはkudasaiコミュニティで常に質の高い情報(コンテンツ)にアクセスできる人がいるからですよね。それと一緒です。
Yuan: 将来的には、NFTは現実世界のニーズとより深く統合されたより実用的なアプリケーションを持つことが期待されています。たとえば、NFTは不動産や自動車などの物理的な資産の所有権の証明として使用することができます。これにより、従来の紙ベースのシステムを必要とせずに、資産の所有権を効率的かつ安全に移転する方法が提供されます。
NFTは、デジタル認証においてますます普及し、高度な役割を担うことが期待されています。多くの個人や企業がデジタル所有権の価値とブロックチェーン技術の可能性を認識する中で、NFTは、低コストで独自のデジタルアセットを作成および検証するための強力なツールとして登場しました。
たとえば、個人のプロンプトフィードのトレーニングによってカスタマイズされたAIの出現により、AI と顧客のやり取りから多数のデジタル資産が作成されます。NFTはそのようなAI-Humanのバーチャルビーイングのデジタル証明書となります。たとえば私のAIモデルが、ここでKudasai AMAを行っているようなものです。
※AMA中、Yuan氏はChatGPTを使って、自ら日本語翻訳を行っていた。
NFTがマーケティング業界を変革する可能性はほぼ限りがなく、顧客とのエンゲージメントを促進し、新しい収益源を生み出すというユニークな機会を提供しています。ブランドは、NFTを活用して顧客に独占的な体験や報酬を提供することができ、同時にロイヤルティプログラムを作成し、ゲーミフィケーションを通じてエンゲージメントを促進することができます。
将来的にはConflux AMAのためにYuan AIのNFTを購入して、聞きたい質問があるときにいつでも、どこでも、あなただけのために対応してもらえるようになるかもしれません。それがAIとブロックチェーンのコンボマジックです。
Q: 「uuu」を使ってCFXを交換できるようになったとのことですが、もう少し詳しく教えてください。
Ann:すでに当社のウェブサイト上で「uuu」の交換センターを通じて実施されています。各交換は10ドル相当のCFXに対して500uuuを消費します。トークンを受け取るために、メールアドレスとCFXのアドレスを提供していただきますが、取引は1–2日以内に処理されます。UneMetaでuuuの交換に利用できるCFXトークンは、合計10kドル相当となります。CFXについてもっと知りたい方は、UneMeta japaneseツイッターアカウントで簡潔にまとめられた情報提供のスレッドがありますので、ご覧ください。
・参考:『UneMeta』ポイントを獲得する方法。【UNE META 完全マニュアル】
Yuan:トークンはConfluxネットワークに送信されるため、受け取るにはCFXウォレットを作成する必要があります。CFXウォレットを作成するのは簡単です 。 Chrome/IE/FirefoxのプラグインであるConflux Fluent Walletをダウンロードし、新しいウォレットを作成し、指示に従って保護してください。
または、Metamaskをダウンロードして、chainlist.orgにConflux-espaceを追加することもできます。
CFX/PPIトークンはConfluxのDEXであるswappi.ioで交換することができます。
また、CFXトークンをBinance、OKX、Gate、Kucoinなどの他の主要な取引所に入金して取引することもできます。
それから、しばらく保有して「HK Summer」という大規模なファーミングキャンペーンに参加できるように準備することもできます。このキャンペーンでは、CHNステーブルコインを中心とした多数の新しいイニシアチブで楽しむことができます。お楽しみに。
Confluxは、日本のコミュニティにuuu / CFXリワードプログラムへの参加を熱烈に歓迎します。私たちは5月17日から18日にかけて開催される「Teamz Web3 Summit」に出席しますが、日本のビルダーやユーザーとより多くつながり、Confluxネットワークの可能性を紹介することを楽しみにしています。
KudasaiJPコミュニティからの質問
(AMA中にコミュニティから複数の質問が投稿される)
Yuan:ああ、これは狂っていますね。このようにたくさんの質問が一度に出てくるからこそ、瞬時に質問に答えるAI-YuanのNFTが必要だと言ったのです・・・。
AI Yuanが質問を処理中…ドゥドゥ…ドゥドゥドゥドゥ…エンジンChatGPT4がクラッシュしました。
Q:NFTの取引量が市場全体で低迷していますが、これに対して何か対策はありますか?
Ann:現在のNFT市場の低迷は、全体的な経済状況やホットスポットの不足が主な原因です。前回の強気相場は、NFTがPFPというメインフォームで多くのユーザーに知られていたためで、例えば、1700万人のツイッターフォロワーを持つCurryが猿のアバターに変えて注目を集めたりしました。
今、NFTは新しいストーリーを必要としていますが、同時に全体の環境がポジティブであることも必要です。今のNFTは2019年のBTCに似ていると思います、大きく下落し、多くの人がマーケットから離れ、信頼を失いましたが、再び良くなれば、ユーザーの信頼も強くなるでしょう。
Q:UneMetaがどのようにデータのセキュリティとプライバシーを保護しているのかについて教えてください。
Ann: UneMetaは、ユーザーの資産のセキュリティを非常に重要視しています。私たちはSlowmistと非常に密接なパートナーとなり、本番前にコード監査とセキュリティテストを行いました。私たちがSlowmistの監査を受けていることは、私たちの公式ウェブサイトで見ることができます。
Q:日本で最も好きなIPは何でしょうか?
Ann: SLAM DUNK!!!!!!! 特に三井寿が一番好きです。
Q:UneMetaは今後NFTと人々の関わりをどのように変化させていけるのでしょう?
Ann:NFTと資産の関連性を高めるために、非常に画期的な方法を考えています。例えば、NFTを車のキーとして使えるとしたらどうか、などです
Q:ConflexとUneMetaのシステムが相互に連携する際に、どのようなプロトコルが使用されますか? また、データのやりとりにどのようなセキュリティリスクがあるかについても教えてください。
Ann:UneMetaはすでにconfluxにアクセスしています。UneMetaはWeb3のプラットフォームで、ユーザーはウォレットを使って私たちとリンクするため、私たちは彼らのキー(鍵)情報を保持しません。
Q:NFTの活用方法は数限りなくあると思いますが、イマイチそれが普及しないのは何故だと思いますか?
Ann:企業の顧客関係管理や資産記録は、非常に大きな活用のシナリオになると思います。
Q:Annさんは実際のくまモンに会ったことはありますか? あるとしたらそのときの感想を教えてください。
Ann:まだ会ったことがないんです。でも、5/17–18のTEAMZ Web3 Summiにくまモン本人を招待する方向で動いています!
Q:花澤香菜の「恋愛サーキュレーション」という神曲がありますが、知っていますか?(好きですか?)
A:私の癒しの神曲です!
Q:Web3において、香港と日本ではどちらが有利だと思いますか?
Ann:それぞれに特徴があると思いますが、私は日本が好きです。香港は昔から金融に重点を置いていて、マーケティングには向いています。また、香港はより国際的であるため、コネクトするという点ではやりやすいです。
日本のプロジェクトは、もう少しアプリケーションレベルで物事を進めていきます。プロジェクト側は、研究開発や思考にもっと時間をかけることができると思います。
日本のNFTプロジェクトは結構提携しているんですよ~。STARTJPNとかTAGとか。あとは任天堂と協力できたら良いですね。
Yuan:AI Yuanがオンラインに復帰しました。
Q:ConfluxのCNHステーブルコインに関する仕組みを教えてください。それはデペッグ等のリスクについてどのような対策を立てられているのでしょうか?
Yuan:Kucoin、Circle、IDGによって投資されたエコシステム・パートナー、CNHC(中国元のステーブルコイン)があります。彼らはすでにConflux上でCNHCを発表しています。彼らはDefiとCexに参入する計画です。
CNHCはまず、USDTに対する取引ペアでKucoinに上場します。Kucoinや他の取引所は、EthereumとConflux e-spaceへの入金と引き出しのチャネルを開く予定です。
CNHの国際化のために、数多くのDefiプロトコルがこのユニークな利点を取り入れています。彼らは、中国の国際貿易が現在1位であることから、CNHの流通量はUSDステーブルコインのように爆発すると信じています。また、このスペースへの流動性の投入は$CFXや、さらにはクリプトスペース全体を後押しすることになるでしょう。
CNHCは、カストディアンバンクによって、CNHフィアットに1:1で裏付けされています。そして、彼らは、CEXおよびDefiプロジェクトの両方でCNHとUSDの正確な交換価格からの偏差を裁定するマーケットメーカーを持つ予定です。
Q:中国において、ユーザーはNFTをどのように購入するのでしょうか?
中国では、NFTはフィアット通貨で販売および取引され、フィアット決済はオンチェーンではありません。そのため、プラットフォームはユーザーのためにエスクローアカウントを作成する必要があり、NFTを購入するためにキャッシュをチャージできるようにし、オンチェーンウォレットアドレスにNFTを引き出したりエアドロップしたりすることができるようにする必要があります。
中国で売られているほとんどのNFTは、BAYCなどの投資ではなく、新しいデジタル体験を消費する手段として見なされています。先ほどもお話しした小紅書のバーチャルウィングは10〜20元程度で販売されていますが、20万個ほどが販売されています。これはマスアダプションのための一つの方法であり、同じビジネスモデルを日本でも推進したいと考えています。このようなビジネスを始めたい場合は、YuanまでDMしてください。
Q: ConfluxがPoWとPoSを組み合わせたスタイルにしたのはなぜでしょうか?
Confluxは元々PoWベースのネットワークでしたが、トークン価格が低すぎてハッシュレートも低下してしまいました。EthereumがPoWからPoSに切り替えたとき、多数のGPUが市場に流出しました。もしも多数のGPUが殺到して二重支払いを試みると、Confluxは非常に脆弱になってしまいます。
そのため、Confluxコアチームはネットワークの最終的な確定に対して投票するPoSの別のレイヤーを開発しました。なお、PoSレイヤーは、PoWの結果にのみスタンプを押しますが、ブロックは生成しません。
参考:github(Conflux-Chain open-cfxmine)
UneMeta関連リンク
Conflux関連リンク
この記事について
スピーカー:Ann Yu(UneMeta創業者), Yuan Jie Zhang(Conflux共同創業者)
司会進行:neko3
翻訳:nori
実施日時:2023/4/23 21:00
会場:KudasaiJPテレグラムグループ / ツイッタースペース
「KudasaiJP」について
「KudasaiJP」は2020年に創設された暗号資産コミュニティ。DeFi、NFT、GameFiなどトレンドを重視した情報共有の場として活用され、2022年にはTwitterフォロワー7万人、テレグラムグループ2万人の日本最大級のグループに成長しました。2021年に日本語翻訳付きの質疑応答会を開始し、初期段階にある海外プロジェクトを中心にコミュニティに向けて紹介してきました。2022年時点で160件の実績がある唯一無二のグループです。KudasaiJPコアメンバーは全員がコミュニティ出身であり、KOL(Key Opinion Leader)、翻訳家、エンジニア、デザイナー、リサーチャーなど30人以上で構成されており、AMAのみならず、ブロックチェーンスタートアップの計画・開発からコミュニティ拡大まで、多面的な成長支援ソリューションを提供しています。
本AMAは、ブロックチェーンスタートアップが業界での成長と露出を加速するのを支援する活動の一つとして実施したものです。また本記事の掲載は「KudasaiJP」と「あたらしい経済」の提携により実現しました。
※本記事は2023年4月23日に、「KudasaiJP」で開催されたUneMeta/ConfluxのAMA(Ask Me Anything)の内容を一部再編集したものです。
※この記事は一般的な情報の提供のみを目的として配信しているものであり、いかなる暗号資産、有価証券等の取得を勧誘するものではありません。また、当社及びKudasaiJP、インタビューイによる投資助言を目的としたものではありません。暗号資産投資にはリスクが伴います。投資を行う際はリスクを了承の上、ご自身の判断で行っていただくよう、お願い申し上げます。