アプリで「レバレッジ取引」に挑戦! 投資初心者でもトレーダー気分!? 今こそ暗号資産投資するべき理由とは| りょかち × SBI VCトレード 近藤智彦

りょかち(Ryokachii)

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アプリで簡単、レバレッジ取引に挑戦!

コラムニストであり、暗号通貨(仮想通貨)投資初心者のアラサー女子・りょかちが、SBI VCトレード株式会社 代表取締役社長の近藤智彦さんから暗号資産投資について教えてもらう、こちらの連載

前回は、直近ビットコインの価格が上昇している理由と、「レバレッジ取引」について学びました。今回は、実際にアプリを使って「レバレッジ取引」に挑戦してみます。

取材日:2024年2月15日

実際に取引に挑戦! もっと投資を楽しくする「レバレッジ取引」の活用方法

りょかち:今回は前回教えていただいた「レバレッジ取引」に挑戦してみます。

近藤さん:じゃあ、まずはアプリで販売所のメニューから、上の方にある「現物/レバレッジ」の部分を「レバレッジ」に取引を切り替えてみてください。実は、SBI VCトレードは、預託可能な銘柄が全20種類あって、口座に日本円残高がなくても、レバレッジ取引ができます。例えば、今りょかちさんが持っているビットコインなどの価格に、2倍のレバレッジをかけて利用できるんです。

りょかち:そうなんですね! てっきり日本円を銀行から入金しないと始められないと思っていました。暗号資産を元手に「レバレッジ取引」ができるのって一般的なんですか?

近藤さん:いや、まだ国内ではできる取引所は少ないですので、それができるのもSBI VCトレードのおすすめポイントです。

りょかち:さすが……! 前回の持ってるだけでステーキング然り、国内であまりやっていないことに挑戦されているのがすごいです。早速イーサリアムを「レバレッジ取引」で0.02ETH売ろうと思います。ショートポジションで!

近藤さん:アプリで画面を「レバレッジ」に切り替えたら、いくつか暗号資産が表示されますので、そのから暗号資産を選んで、売る場合は価格を青く囲っている部分をタップすると新規注文画面に切り替わります。そこで注文数を入れて、例えばイーサリアムであれば「ETHを売る」を押すと完了です。

りょかち:すぐに注文できてしまいました。わ、そして画面でリアルタイムでどれだけ利益が出ているか見られます。毎回思いますが、SBI VCトレードのUIはわかりやすくてありがたいです!

りょかち:だけど早速どれだけ自分がポジション取ったか、すぐ忘れちゃいそうだ。どこで見られますか?

近藤さん:「メニュー→履歴→販売所→ポジション一覧」で見られますよ。またレバレッジの画面の上部にも評価損益など表示されているので、そこからも見られます。

りょかち:なるほど。あ、早速良いタイミングで儲かり始めました。価格もっと下がれ!(笑)価格が下がるのを喜ぶのは初めてです。

近藤さん:早速利益が出ているのは良いですね。長期的にはイーサリアムも値段が上がるだろうけど、今日は値段が下がりそう、という時に、現物でイーサリアムを購入して、レバレッジでショートポジションを取るといったように、長期と短期を使い分けて投資をする人もいます。

さらに効率的にレバレッジ取引をしたい人に! 便利な機能を紹介

りょかち:市場の動きにもよるかもですが、スマホゲームの1プレイやってる間のような、短い時間で儲けが出てしまうのは面白いですね。スマホで操作できるから気軽だし。金額に注意だけど、ゲーム感覚で取り組めます。コーヒー1杯分ぐらい儲かったらラッキーくらいの気持ちで取り組める。

近藤さん:ずっと価格を見ているのが大変だという場合は、レバレッジ取引でも指値注文ができます。「この値段になったら買い戻す」と事前に決めておけるんですね。

りょかち:暗号資産は24時間動いているんですもんね。確かにずっと見ているわけにはいかない。ありがたいですね!「買い」と「売り」両方指値注文しておくこともできますか?

近藤さん:もちろんできます。「IFD注文」や「IFO注文」も利用できます。IFD注文のIFDは「If done」の略で、例えばショートボジションを「50万円になったら注文して、48万円になったら決済しておいて」と事前に予約ができる取引方法です。

りょかち:自動化がすごい! 自分で随時見ていると気持ちが揺らぐから、事前に決めておけると気持ちが楽かもしれませんね。

近藤さん:一方IFO注文は、価格が思っていたのと逆に動いてしまう場合のリスクも考慮して取引できる方法です。「50万円になったら注文して、48万円になったら決済しておいて。だけど、52万円まであがったら、撤退するために決済しておいて」という取引が設定できるんです。つまり新規の注文と、利益確定と損切りをあらかじめ予約できます。

りょかち:心配性さんには安心の機能ですね。

近藤さん:ただ、レバレッジ取引は、現物取引とは違って、サービス提供業者が代わりに取引しているので、ポジションを取ったまま日をまたぐ場合「ファンディングレート」をいただくことがあります。

りょかち:なるほど。どれくらいかかるんだろう。

近藤さん:日々ファンディングレートは変動していて、その価格はホームページから確認していただけます。

→ファンディングレートカレンダー

りょかち:サイトを見ると、マイナスとプラスのパーセントが表示されている。これってどういう意味ですか?

近藤さん:SBI VCトレードでは、ファンディングレートがプラスの場合はファンディングレート相当分をお客様から決済の時にいただくのですが、マイナスの場合はお客さまがファンディングレート相当分を収益として受け取りできます。ですので状況によっては「レバレッジ取引」で注文を寝かしておくだけで、差額の決済以上に稼ぐこともできるんです。

りょかち:価格が下がっても嬉しい取引方法があったり、価格が上がっても下がっても利益が出るような取引方法があったり、寝かしておくだけでお金が増える方法があったり、視野が広がりました。

近藤さん:現物取引には無い面白さですよね。現物取引のように、購入してそのまま放置しておくには少々リスクがある取引方法ですが、うまく使ってみてください。

直接利用者同士で暗号資産を売買できる「取引所」も

りょかち:メニューを見ていて思ったんですが、この「取引所」というのは、なんですか?

近藤さん:「取引所」は、暗号資産を持っている人同士のマッチングで暗号資産を売買する場所になります。これまでの販売所では、間にSBI VCトレードが入って、りょかちさんはSBI VCトレードから暗号資産を購入していたんです。ですが、「取引所」では、暗号資産を売りたい、買いたいという人と直接取引できるイメージですね。

りょかち:これは現物取引ですか?

近藤さん:現物取引です。

りょかち:アプリで「取引所」を開いてみると、また新しいチャートが出てきました!

近藤さん:これは、チャートじゃなくて、板ですね。チャートもタブを切り替えると表示できますが、まず板が表示されるようになっています。

板では左が「売気配」で右が「買気配」といって、実際に売りたい/買いたい人の注文状況が表示されています。価格と数量が見えるようになっているので、「この価格で売りたい人が、これだけいる」というのがわかります。

りょかち:なるほど、どういう人が使うんだろう?

近藤さん:過去の記事でご説明した「販売所」はその場で表示されている価格で、すぐに売買が成立できるというメリットがあります。一方「取引所」は相手の注文と一致した価格にならないと取引が成立しないので、時間がかかることもあります。なので少し上級者向きの機能です。

今こそ、暗号資産投資を知るべき・やるべき理由

りょかち:全然知らなかったけど、暗号資産取引と言っても色々なやり方があると理解できました。こういった取引を数百円〜数千円で、気軽にスマホから体験できるのはすごく良いですよね。

近藤さん:そうですね。暗号資産でどんな取引ができるのかを理解しておくだけでも、世の中やお金の見え方が変わるんじゃないかと思います。そして少しでも暗号資産を持っていると、興味を持って学べるようになります。これから金融や投資を学ぼうと考えている方は、少額からでも挑戦することも良いかなと思いますね。

りょかち:本当にそうですね。気づいたら、前回の取材から何度もアプリを開いてました。ビットコイン最高値更新のニュースも、自然とチェックしていましたし。ただ、どうやって情報収集したら良いのかはもっと知りたいです。

近藤さん:情報収集でお手軽なのはやっぱりX(旧Twitter)ですかね。SBI VCトレードもXで発信しているので、よろしければご覧ください。

近藤さん:あとは『あたらしい経済』でも、毎週月曜日に今週何があったのかや、週間チャートなどを紹介する記事を出しているので、それを見るのも良いかもしれません。最初は知らない言葉も出てくるかもしれないですが「この言葉良く出てくるな」とか思いながらちょくちょく調べていけば、だんだん内容がわかってくると思います。

りょかち:ありがとうございました。最後に、これから暗号資産投資をおすすめする理由について改めて教えてもらえますか?

近藤さん:これからどうなるかは別として、今は、日本円を持っているだけで価値が目減りしている時代だというのは、皆さんに理解していただきたいと思っています。

同じお給料を貰っていても、輸入品の価格は1.5倍以上になっている。アメリカのダウも日経平均も、最高値を更新していますよね、株も高い状況です。今、全部が高いんですよ。それは何に対してかというと “日本円に対して” 高いんですね。

りょかち:普段の買い物でも実感しています。同じお金を払っていても、ペットボトルのサイズが小さくなっているとか。同じ買い物をしていても、あっという間にお金がなくなるとか。

近藤さん:ですので、貯金が安心安全というのは、過去の話なんですね。だから、投資してほしい。それが、株でも米ドルでも良いんですが、資産を分散する必要があるという時代だと思っています。

りょかち:外車買おうと思って3年前から貯金していても、どんどんその車の価格が円だと上がってしまっている、という時代ですもんね。スマホやパソコン、ブランドモノでも同じようなことが起こってる気がします。

近藤さん:ですので、その資産を分散するうちの1つの選択肢として、暗号資産投資に挑戦してもらえたらうれしいですね。

りょかち:暗号資産ならではの仕組みや投資のコツがわかって、すごく勉強になりました!これからは、暗号資産投資も含めて資産形成を考えてみます。ありがとうございました!

→本連載 [ アラサー女子が学ぶ「仮想通貨(暗号資産)投資」 ] 他の記事はこちら

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取材/執筆:りょかち
撮影:堅田ひとみ

<本記事について>
本記事は一般的な情報の提供のみを目的としたものであり、いかなる暗号資産、有価証券等の取得を勧誘するものではありません。また、株式会社幻冬舎及びSBI VCトレード株式会社による投資助言を目的としたものではありません。また株式会社幻冬舎及びSBI VCトレード株式会社が暗号資産の価値を保証するものでもありません。暗号資産投資にはリスクが伴います。投資やステーキングを行う際はリスクを了承の上、利用者ご自身の判断で行ってください。

<暗号資産を利用する際の注意点>
暗号資産は、日本円、ドルなどの「法定通貨」とは異なり、国等によりその価値が保証されているものではありません。/暗号資産は、価格変動により損失が生じる可能性があります。/暗号資産は、移転記録の仕組みの破綻によりその価値が失われる可能性があります。/SBI VCトレード株式会社が倒産した場合には、預託された金銭及び暗号資産を返還することができない可能性があります。/SBI VCトレード株式会社の取り扱う暗号資産のお取引にあたっては、その他にも注意を要する点があります。お取引を始めるに際しては、「取引約款」、「契約締結前交付書面」等をよくお読みのうえ、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただきご自身の判断にてお取引くださるようお願いいたします。/秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産を利用することができず、その価値を失う可能性があります。/暗号資産は支払いを受ける者の同意がある場合に限り、代価の支払いのために使用することができます。

この記事の著者・インタビューイ

りょかち(Ryokachii)

1992年生まれ。京都府出身。神戸大学卒。学生時代より、ライターとして各種ウェブメディアで執筆。

新卒でLINE株式会社に入社し、LINEバイトやLINE Creators Studio(現・LINEスタンプメーカー)の企画開発に従事。その後、LINEアプリのマーケティングに携わり、ブランディングプロジェクトや部署横断プロジェクトを担当。

その後独立した現在では、コンテンツ企画〜ディレクションを一気通貫で行うコンテンツプランナーとして活動。2022年7月まで、キャリアSNS『YOUTRUST』にて運営中のユートラ編集部・編集長も経験。

執筆活動も精力的に行い、ミレニアル世代の等身大の価値観やWebサービスについて書いたコラムのみならず、脚本・小説・コピー制作も行う。著書に『インカメ越しのネット世界』(幻冬舎刊)、『恋が生まれたこの街で』(KADOKAWA刊)。

1992年生まれ。京都府出身。神戸大学卒。学生時代より、ライターとして各種ウェブメディアで執筆。

新卒でLINE株式会社に入社し、LINEバイトやLINE Creators Studio(現・LINEスタンプメーカー)の企画開発に従事。その後、LINEアプリのマーケティングに携わり、ブランディングプロジェクトや部署横断プロジェクトを担当。

その後独立した現在では、コンテンツ企画〜ディレクションを一気通貫で行うコンテンツプランナーとして活動。2022年7月まで、キャリアSNS『YOUTRUST』にて運営中のユートラ編集部・編集長も経験。

執筆活動も精力的に行い、ミレニアル世代の等身大の価値観やWebサービスについて書いたコラムのみならず、脚本・小説・コピー制作も行う。著書に『インカメ越しのネット世界』(幻冬舎刊)、『恋が生まれたこの街で』(KADOKAWA刊)。

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