NFT実証実験、オタクコイン協会とCryptoGamesが「100枚限定オタクコイン硬貨」販売

オタクコイン協会とCryptoGamesがNFT「100枚限定オタクコイン硬貨」販売

一般社団法人オタクコイン協会とCryptoGames株式会社がNFT(ノンファンジブルトークン)を活用した実証実験の開始を3月22日発表した。

この実証実験では、100種類のカラーバリエーションからなるシリアルナンバー付きの「100枚限定オタクコイン硬貨」のデジタル販売およびオタクコイン保有者へのプレゼント抽選会を実施するとのこと。なお「100枚限定オタクコイン硬貨」は既にオタクコイン公式アプリを通じて配布しているオタクコイン(XOC)とは別のものとなるとのこと。

リリースによると、この実証実験の目的は実際にNFTを導入する時に起こりうるリスクやコスト、懸念点、メリット/デメリットを洗い出し、より速やかに業界やコミュニティに浸透することとしている。

この実証実験における売上(一次販売/二次流通時のロイヤリティ)については、アニメ文化の発展のため次なるNFT活用の開発・運営費や協会発足当初から継続的に行ってきているアニメスタジオへのインタビューなどの活動資金として利用されるとのことだ。

「100枚限定オタクコイン硬貨」の販売は3月24日10:00よりNFTマーケットプレイスのRaribleにて、シリアルナンバー毎に先着順での一次販売を予定している。販売スケジュールおよび販売額はそれぞれ、3月24日10:00より0.1ETHにてシリアルナンバー#31から#97を販売、3月31日10:00より0.3ETHにてシリアルナンバー#11から#30を販売、4月7日10:00より1.0ETHにてシリアルナンバー#01から#10の販売が行われる。なおシリアルナンバー#98、#99、#100については、販売と同時スタートする「オタクコイン公式アプリ」内のプレゼント抽選会(オタクコイン1,000枚使用)にて公開され、当選者のみ獲得できるとのこと。

「100枚限定オタクコイン硬貨」の各オーナーはデジタル所有権・SNS掲載権・二次創作権(いずれも公序良俗の範囲での利用に限定)を持てる。なお著作権及び商標はオタクコイン協会が保有するものとなる。また二次流通時の際のロイヤリティは5%となり、別途マーケットプレイス利用の手数料2.5%が掛かるとのことだ。

オタクコイン協会はの実証実験を通じて得た知見を、クリエイターや世界中のファンにオタクコイン公式ブログなどを通じてオープンに共有していくことで、日本が誇るアニメ文化が世界に広がり、さらに発展していく一助になることを期待しているとのことだ。

(imaes:iStocks/Vladimir-Kazakov)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

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