BeepleのNFTアートがクリスティーズで約75億円で落札
デジタルアーティストのビープル(Beeple)のNFTアート作品「Everydays – The First 5000 Days」が、クリスティーズのオンラインオークションで約75億円(約6,935万ドル)で落札された。そしてオークションの最大視聴者数は2,200万人だった。
ビープルのオンラインオークションでのアート販売額は、現存アーティストのオークション記録第3位で、デジタルアート作品の過去最高額、オンラインのみのオークションでの過去最高額、と3つの新たな記録が生まれている。
販売額の約75億円のうち、約9億7,000万円(約900万ドル)はクリスティーズに支払われるプレミア料(手数料)となる。このオークションでは作品の元本はイーサ払いが可能となっている。つまり、約65億円はイーサ払い対応となる。プレミアム料の約9億7,000万円はドル払いのみだ。
ニューヨークのクリスティーズでポストウォー&コンテンポラリーアートのスペシャリストを務めるノア・デイビス氏は「クリスティーズは、これほどの規模や重要性を持つニューメディアアート作品を提供したことはありませんでした。
ビープルの作品を手に入れることは、世界有数のデジタルアーティストが制作したブロックチェーンそのもののエントリーを所有するまたとない機会となります」とコメントしている。
参考:クリスティーズ公式サイト
(images:iStocks/DragonTiger)