ペイパルがデジタル資産カストディのカーブを買収
ペイパル(PayPal)がイスラエルのデジタル資産カストディ企業カーブ(curv)を買収したことを3月8日に発表した。 ペイパルは先日、ブロックチェーン、暗号資産、デジタル通貨に特化したビジネスユニットを設立した。
カーブはそのビジネスユニットに参画し、カーブの技術者チームがペイパル社員に専門知識を共有していくようだ。
ペイパルのブロックチェーン、暗号資産、デジタル資産担当副社長兼ゼネラルマネージャーであるホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ氏は「Curvの買収は、より包括的な金融システムの実現に向けたビジョンを実現するための人材と技術への投資の一環です。
Curvのチームとの会話の中で、私たちは彼らの技術的な才能、起業家精神、そして彼らがここ数年で構築した技術の背後にある考え方に感銘を受けてきました。CurvのチームをPayPalに迎えられることに興奮しています」とコメントしている。
CurvのCEOであるイタイ・マリンジャー氏は「デジタル資産のセキュリティインフラのパイオニアとして、Curvは世界中の主要な金融機関のイノベーターであり、信頼できるパートナーとして認められたことを誇りに思っています。
デジタル資産の採用が加速している今、革新の旅を続けるためにPayPalに勝る場所はないと感じています。デジタル資産が世界経済で果たす役割を拡大するためにPayPalに参加できることを嬉しく思います」と述べている。
(images:iStocks/Irina-Shibanova)