Hyperledger Fabric環境の管理方法について学習する日本語のオンラインコースが開始

Hyperledger Fabric環境の管理方法について学習する日本語のオンラインコースが開始

オープンソースによる共同プロジェクト「Hyperledger(ハイパーレジャー)」を主導する非営利団体Linux Foundation が、新たに日本語のオンラインコース「Hyperledger Fabric管理」を開始したことを3月4日発表した。

「Hyperledger」のプロジェクトの1つ「Hyperledger Fabric(ハイパーレジャーファブリック)」は、エンタープライズ向けの許可型ブロックチェーンフレームワークだ。2020年1月には本番環境向けに最適化されたバージョン2.0がリリースされている。

今回新たに開始する「Hyperledger Fabric管理」ではHyperledger Fabric環境の管理方法について学習する「Hyperledger Fabric Administration」の日本語版になるとのこと。このコースではHyperledger Fabricネットワーク、チェーンコードの管理と対話、ピアの管理、基本的なCAレベルの機能の操作方法についての理解を深められるとのこと。

またコースを修了すると、Hyperledger Fabricのネットワークトポロジ、チェーンコード操作、ID管理、アクセス許可、コンポーネントのログを構成する方法と場所などについて十分に理解できるようになるとのことだ。

このコースの対象はHyperledger Fabric環境の管理方法について詳しく学びたい、管理および開発のバックグラウンドを持つ人であり、Linuxコマンドライン、bash、Dockerとコンテナ、NoSQL、CouchDB、ブロックチェーンと分散型台帳の基本的な知識が必要になるとのことだ。

「Hyperledger Fabric管理」はコースのみの受講で299ドル(約32,000円)、コースと試験で499ドル(約53,000円)となっている。

参考:Linux Foundation

(imaes:iStocks/A-Digit)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

広告