ディーカレットが国内初のビットコイン・マイニングマシンの販売・運用サービス開始
国内にて暗号資産(仮想通貨)取引所を運営する株式会社ディーカレットが、ビットコイン・マイニングマシンの小口販売および運用サービスの提供開始を2月25日発表した。このサービスの提供開始は国内の暗号資産交換業者として初の事例となる。
なおディーカレットは今回のサービス提供において海外の大規模マイニングファーム(ロシア)と提携をしたとのことだ。
このサービスを利用するユーザーは、マイニングマシンを購入すると自身でマシンの設置やメンテナンスをする必要なく、毎月マイニング報酬(ビットコイン)を受け取ることが可能となる。またユーザーが受け取ったマイニング報酬はディーカレットのコールドウォレットで安全に保管されるとのこと。
リリースによると、販売されるマイニングマシンはBitmain社製「Antminer S19 95TH/s」で販売価格は907,500円(税込)となっている。なお申込人数または申込台数が多い場合は先着順かつ1口座あたり最大5台の販売となり、販売価格にはマイニングマシンの代金の他、メーカからの輸送・設置費用、通関業務手数料、関税、輸送保障にかかる一切の費用が含まれるとのことだ。また契約期間については契約開始日より2年間となっている。
販売の募集期間は3月15日12:00~3月25日23:55で、マイニングマシンの設置予定は5月末、稼働開始は6月の予定となっている。
なお注意事項として、マイニング報酬は通常マイニングマシンが稼働した月の翌月に入金されるが、BTC価格の下落や電気代等諸経費の高騰、運用管理費の支払い等により差引後の金額がゼロBTCとなり報酬を受け取れない、または支払う金額のほうが大きく(逆ザヤ)なる場合があり、その際には差額を支払う必要があると記載がある。
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(imaes:iStocks/LongQuattro・Samuil_Levich)