マイニングプールなど運営の「BTC.com」がNYSE上場の中国企業と株式交換契約締結

「BTC.com」がNYSE上場の中国企業と株式交換契約締結

ニューヨーク証券取引所に上場している中国のスポーツベッティング企業の500.comがBlockchain Alliance Technologies Holding Company(Blockchain Alliance)との間で株式交換契約を締結したことを2月16日に発表した。 中国マイニング企業のBitmainの創業者であるジハン・ウー(Jihan Wu)がBlockchain Allianceを経営している。

この取引の一環として500.comは、2021年4月15日までにブロックチェーン・アライアンスに額面金額0.00005ドルの合計4,435万株を発行。2021年1月31日の時価で500.comの4,435万株は全株式の10%にあたり、4,435万株とBlockchain Allianceの全株式を交換する契約となる。

500.comはBlockchain Allianceの「BTC.com 」、「BTC.com」の暗号資産ウォレット、関連会社の「BitDeer」のマイニングプール事業が2021年4月15日までに譲渡される予定だ

契約にはBlockchain Alliance社の実際の純営業利益の結果で契約条件が変更されることも記載されている。

編集部のコメント

500.comは中国でオンライン宝くじサービス、情報、ユーザーツール、仮想空間のコミュニティ会場などをユーザーにサービス提供している企業です。直近では、ビットコインマイニング、マイニングプール事業などブロックチェーン関連事業を積極的に展開しています。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:iStocks/PhonlamaiPhoto・Lidiia-Moor)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告