イーサリアムのL2技術活用の分散型取引所「ZKSwap」がメインネットローンチ、ガスコストはメインネットの2%

イーサリアムのL2技術活用の分散型取引所「ZKSwap」がメインネットローンチ

分散型取引所(DEX)であるZKSwapがEthereumネットワーク上のレイヤ2プロトコルとしてメインネットローンチしたことが2月15日に明らかになった

L2LabがZK-Rollup技術を活用して、AMMモデルの取引所ZKSwapを開発した。ZK-Rollupは1トランザクション内に複数のデータを取り入れて、処理できるプロトコル。

さらにZK-Rollupはゼロ知識証明も活用していて、セキュリティも担保している。ゼロ知識証明とは、ある主張が正しいという事実を主張内容を明かすことなく、第三者に証明することができる暗号学のプロトコルだ。

これによりZKSwapはイーサリアムのトランザクション手数料であるガスコストを安く保ち、ユーザーは高速で取引が行えるようになる。

L2Labは「1日あたり500万件のレイヤー2トランザクションを処理することができます。レイヤー2の各トランザクションのガスコストはイーサリアムメインネットワークのガスコストのわずか2%であり、すべてのトランザクションはリアルタイムで確認され、トランザクション容量の制限はありません」とリリース文で説明している。

ZKSwapで取り扱う通貨は「ZKS、ETH、USDC、WBTC、HBTC、SUSHI、UNI、1INCH、LON、WQTUM、AAVE、LRC、ALPHA、DODO、CREAM、YFI、GT、MX、SNX、RUNE、MKR、LINK、BNB、HT、OKB、REN、YFII、BADGER、DAI、USDT」とのこと。

今後は、USDT/USDCをはじめとするその他のステーブルコインの無料リアルタイム送金や流動性マイニングプログラムを提供していく予定とのことだ。

(images;iStocks/BestForBest)

 

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

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