米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)がイーサリアムの先物取引を開始
米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)がイーサリアムの先物取引を2月8日開始した。
先物取引とは投資家が将来の売買価格を購買時に決めて、約定をする取引ことだ。先物取引には価格変動リスクを軽減できる利点がある。
CME提供のイーサリアム先物取引は1取引50ETH以上から可能で、日曜日から金曜日の期間で米国東部標準時間(ET)の18:00から翌17:00で行える。
またこの取引では英国金融行動監視機構(FCA)承認の暗号資産(仮想通貨)インデックスプロバイダーであるCF BenchmarksのCME CF イーサリアム/ドル基準レートを使用している。なおCF Benchmarksのソリューションには主要な暗号資産取引所であるBitstamp、Coinbase、Gemini、itBit、Krakenが価格データを提供している。
CMEでは2017年よりビットコイン先物取引の提供を開始しており、先物取引の建玉は10億ドルを超えるまで成長している。
(images:iStocks/dalebor)