MoonstakeとStake Technologiesが戦略的パートナーシップ締結

MoonstakeとStake Technologiesが戦略的パートナーシップ締結

Moonstake Limited(ムーンステイク)とStake Technologies株式会社(ステイクテクノロジーズ)が戦略的パートナーシップを締結したことを2月1日発表した。

Stake Technologiesは世界で初めてPolkadotのテストネット・パラチェーンへの接続に成功したPlasm Network(プラズムネットワーク)を開発する日本企業。

また昨年8月に設立されたMoonstakeは、創業から1年でステーキングサービスを提供する世界1,692の事業者の中で上位20位に入っている企業。Moonstakeでは1月8日から時価総額トップ5のポルカドット(Polkadot:DOT)のステーキングサポートを開始し、それ以来Moonstakeを通じたDOTのステーキング量はテストローンチ期間中に15,000DOT(約2,600万円)に達したとのこと。また同社はステーキングを通じてブロックチェーン業界におけるPolkadotの普及を加速させるためにポルカドットの世界有数のノード運営者のRockXと戦略的パートナーシップを1月19日に締結している。

今回のパートナーシップ締結により両社は、Plasm Networkのネイティブトークンである「PLM」のMoonstakeのステーキング・プラットフォーム上でのサポートについて、今後積極的に協議を進めていくことを決定し、またDeFi分野での協力の可能性についても前向きに検討していくとのことだ。

Moonstakeの創業者である手塚満氏はリリースにて「Plasm Network及び開発を担うStake Technologiesとパートナーシップを組めることを大変嬉しく思います。世界で初めてPolkadotのテストネットに接続するなど、同社の過去2年間における開発進捗や業界におけるプレゼンスは特筆すべきものがあります。Polkadotを扱うMoonstakeのビジネスとの高い親和性はもとより、DeFiを含めた様々な領域で、世界中のユーザーが使うようなプロダクトに一緒に取り組んでいきたいと願います」とコメントしている。

Stake TechnologiesのCEO渡辺 創太氏は「当社は創業以来、Polkadotが次世代のWeb3.0の基盤になると確信しオープン・ソースの開発に関わってきました。2020年中旬にPolkadotがローンチし、世界中から注目が集まりエコシステムの中でプレゼンスを確立してきたPlasm Networkにも世界から大きな期待が寄せられていると認識しています。多くの日本人や日本人が主導するプロジェクトが世界を舞台に活躍すること、その道を切り開いていくことが我々の使命だと考えています。Moonstakeはステーキングの領域で世界を舞台に勝負している会社です。今回のパートナーシップを通しより一層、日本人が世界で活躍する土壌を作っていきたいと思います」とリリースにてコメントしている。

(images:iStocks/Lidiia-Moor)

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あたらしい経済 編集部

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