日本暗号資産市場株式会社が日本円連動ステーブルコイン「JPYC(JPYCoin)」リリース

日本暗号資産市場株式会社が日本円連動ステーブルコイン「JPYC(JPYCoin)」リリース

日本暗号資産市場株式会社が日本円に連動するステーブルコイン「JPYC(JPYCoin)」の発行と販売開始を1月27日に発表した。

リリースによると「JPYC」は、1JPYC=1円で取引されるステーブルコインでイーサリアムのトークン規格「ERC-20」にて発行されているとのこと。そのためイーサリアム(メインネット)上での取引に利用可能だ。なお「JPYC」は資金決済法上の自家型前払式支払手段であり、暗号資産(仮想通貨)には該当しないとのことだ。

また「JPYC」はJPYCのサイトにてフォームを入力することで、AmazonをはじめとしたECサイトの商品の購入も可能となっている。

「JPYC」の購入は現在日本円で対応しており、今後はビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)による購入も追加される予定とのこと。「JPYC」はJPYC公式サイトから誰でも購入が可能で、購入単価は10,000円、100,000円、1,000,000円となっている。

なお「JPYC」の発行量は順次増やしていく予定とのことで、第一段階として1億円分のJPYC(1億JPYC)を発行し、その90%の量が市場に出回った時に第二段階として10億JPYCの追加発行を行うとのことだ。

また日本暗号資産市場の代表取締役社長の岡部典孝氏は自身のTwitterにて「(JPYCによって)日本円からDeFi等のクリプト世界への接続が超簡単に!今後準備でき次第、クレジットカードでの購入もできるようになる予定です。ここに来るまでに、警察庁や金融庁等各方面に照会を繰り返し、1年半かかりました」とコメントをしている。

(images:iStocks/artsstock・Dmytro-Rohovyi)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

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