イタリア銀行協会(ABI)が独自でデジタル・ユーロの研究を開始

イタリア銀行協会(ABI)が独自でデジタル・ユーロの研究を開始

イタリア銀行協会(ABI)がデジタル・ユーロ・プロジェクトの研究を開始しているとコインテレグラフが1月6日に報じた

イタリア銀行協会は研究開発部門であるABI Labと国内の商業銀行と協力して、実験的なデジタルユーロの開発に取り組んでいるようだ。

イタリア銀行協会のデジタル・ユーロ研究は技術的な実現可能性の分析と、既存の電子決済手段との差別化を図るための中央銀行のデジタル通貨のプログラム可能性という2つの主要分野に焦点を当てているとのこと。

ABIの広報担当者は「この研究の目的は、世論の議論に積極的に貢献し、イタリアで営業している銀行が将来に備えるための支援を行うことです。デジタル通貨の採用に関する欧州中央銀行の決定を予想することを目的としたものではなく、可能性のある使用例を探り、事前に実装することの意味合いを検討することを目的としています」とコインテレグラフの取材に対して答えている。

編集部のコメント

フランスの中央銀行であるフランス銀行は、すでに実験的なデジタルユーロのためにいくつかのテストプロトコルを開発しています。そしてイーサリアム関連の開発企業であるコンセンシスは(ConsenSys)はフランス銀行に代わってデジタルユーロをテストするパートナー企業としてチームを率いています。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:iStock/stockdevil・Guzaliia-Filimonova)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

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