約807兆円を運用する米ブラック・ロックがブロックチェーン領域の幹部人材の募集開始

約807兆円を運用する米ブラック・ロックがブロックチェーン領域の幹部人材の募集開始

約807兆円($7.8 trillion )を運用する資産運用ファンド米ブラック・ロック(BlackRock)が米国NY州でブロックチェーン・リーダーのバイス・プレジデントのリクルーティングを12月24日に開始したとLegerinsightsが報じた。ブロックチェーン・リーダーのバイス・プレジデントは、ブラック・ロックのサービスに対する需要を促進し、投資および技術サービスの顧客に対する価値提案を強化するために設計された戦略を作成、実施を行う役割を担うとのことだ。

応募資格を満たす人材として「経済学、経営学、または関連分野の修士号またはそれに相当する学位を取得し、提供された仕事または関連する職業で4年間の経験を有すること。暗号ハッシュ関数、分散型ネットワークコンセンサスメカニズム、公開鍵・秘密鍵を含むブロックチェーン技術の技術的基礎の説明、暗号資産の基本的な評価方法の考案と説明、ブロックチェーン技術に関連したゲーム理論と分散型ガバナンスモデルの評価、ブロックチェーンネットワークの設計の主要なドライバーと、スピード、スケーラビリティ、プライバシー、セキュリティを含むブロックチェーンパフォーマンスの4つの主要な次元への影響の作業。代替として、雇用主は、上記のいずれかの分野で学士号または同等の学位を取得し、上記のスキルで6年の経験がある」などが記載されている。

ちなみにBlackRockは元Rippleの幹部であるRobbie Mitchnick氏をデジタル資産エリアのリーダーとして2019年4月に採用している。

(images:iStock/antoniokhr)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している