世界経済フォーラム(WEF)がブロックチェーンを活用したCO2排出量を追跡する概念実証を完了

世界経済フォーラム(WEF)がブロックチェーンを活用したCO2排出量を追跡する概念実証を完了

世界経済フォーラム(WEF)が鉱山・金属ブロックチェーン・イニシアチブ(MMBI:Mining and Metals Blockchain Initiative)において、ブロックチェーンを活用したバリューチェーン全体のCO2排出量を追跡する概念実証(PoC)を完了したことを12月15日発表した。

MMIBはWEFとグローバル企業7社によって昨年10月に設立され、サプライチェーンの可視化とESG(環境:Environment・社会:Social・ガバナンス:Governance)要件を満たすための業界ソリューションを加速させることを目的としているイニシアチブだ。

発表によるとこの概念実証では、ブロックチェーンを活用したカーボン・トラッキング・プラットフォーム(COT)が利用され、鉱山から最終製品に至るまでのCO2排出量のトレーサビリティの確保を行ったとのことだ。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/sittipong-phokawattana・inkoly)

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あたらしい経済 編集部

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